県内には行きたい学部がない
資格を持った方が今後安泰だから
と
母を説得して、
卒業後に県内に戻ることを約束に、
県外の大学を受けられることになった。
この大学を受けておばあちゃんの家から通うか、
お姉ちゃんの家からこちらの大学に通うか
と母が選んだ大学を目の前に2択の選択を迫られた。
高齢になりつつある「おばあちゃんおじいちゃんの
通院の付き添いができるし、
お姉ちゃんの卒後時のサポートがそろそろ必要なのよ」と
母は私を利用することしか考えてないことを
嫌と言うほど痛感した。
どうにか争いたかった絶賛反抗期の私は
自分で調べた大学を提示して
この資格だと職に困ることがないと半年間説得した。
結果、ありがたいことに
一人暮らしできることになった。
親のいない家。
怒鳴られることもなく
物を壊されることもない
誰かの顔色を伺いながら過ごさなくていい
安心できる環境。
とても平和で嬉しかった。
私に残された時間は4年間。
この4年でどうにか自分で生きる術を身につけないと
また監視され続ける
檻の中に戻らなければならなくなる。
必死だった。