16:大学進学 | 小豆井戸〜豆子の日常〜

小豆井戸〜豆子の日常〜

へっぽこアラフィフ女の日々の生活と波瀾万丈だった過去の記憶

県内には行きたい学部がない
 
資格を持った方が今後安泰だから
 
と
 
母を説得して、
 
卒業後に県内に戻ることを約束に、
 
県外の大学を受けられることになった。
 
 
 
この大学を受けておばあちゃんの家から通うか、
 
お姉ちゃんの家からこちらの大学に通うか
 
と母が選んだ大学を目の前に2択の選択を迫られた。
 
高齢になりつつある「おばあちゃんおじいちゃんの
 
通院の付き添いができるし、
 
お姉ちゃんの卒後時のサポートがそろそろ必要なのよ」と
 
母は私を利用することしか考えてないことを
 
嫌と言うほど痛感した。
 
 
 
どうにか争いたかった絶賛反抗期の私は
 
自分で調べた大学を提示して
 
この資格だと職に困ることがないと半年間説得した。
 
結果、ありがたいことに
 
一人暮らしできることになった。
 
 
 
親のいない家。
 
怒鳴られることもなく
 
物を壊されることもない
 
誰かの顔色を伺いながら過ごさなくていい
 
安心できる環境。
 
とても平和で嬉しかった。
 
 
 
私に残された時間は4年間。
 
この4年でどうにか自分で生きる術を身につけないと
 
また監視され続ける
 
檻の中に戻らなければならなくなる。
 
必死だった。