17:キャンパスライフ | 小豆井戸〜豆子の日常〜

小豆井戸〜豆子の日常〜

へっぽこアラフィフ女の日々の生活と波瀾万丈だった過去の記憶

大学生活は友達にも恵まれ
 
楽しかった。
 
 
 
母からは週に何度もメールが届いた。
 
私が忙しくて確認が遅れると、
 
電話がかかってきた。
 
 
 
3ヶ月に1回ほど届く、
 
「今週末、あなたのところに遊びに行こうと思うの」
 
が恐怖だった。
 
その日はバイトがあると言うと、
 
母は私のバイト先に電話をかけた。
 
その日は友達と先約があると言うと、
 
「お母さんより友達の方が大切なのか!!!
 
もうあんたなんか知らない。
 
家賃も生活費も自分でしなさい」
 
と突き放されたので、
 
慌てて謝って、友達には予定を変更してもらった。
 
その週末会った母は満足そうに笑っていた。
 
 
 
一人暮らしの家に来ては、
 
あれがダメ、これもダメとダメ出しして帰っていく。
 
 
 
家に入れるのも会うのも嫌だったけど、
 
従わないとお金を出してもらえない。
 
そんな頃、父に相談した。
 
「お母さんがしんどくて、助けて欲しい。」
 
そう父に送ると、
 
まさかの返事が返ってきた。
 
「お父さんが一番お母さんに困ってる。」
 
あぁ、この人にはこれ以上何もいえない。
 
そう思った。
 
 
 
とはいえ、日常で
 
物理的な距離が取れたことは大きかった。
 
大学に進学した夏には、
 
あれだけ悩まされた蕁麻疹がパタリと出なくなっていた。