高1の冬
姉は県外の短大を希望し、
無事に合格。
卒業後は地元に帰ってくるという約束の元、
実家を離れる事になった。
寂しくて仕方なかった。
姉が家にいてくれるだけで
他愛のないことを話せる人が家にいてくれることが
どれだけ心の支えになっていたのかを
気付かされた。
姉が家を出た後、
母の私への執着は何倍にも膨れ上がった。
幼少期からあったけど、
姉にも分散されていたのだろう。
私が寝ている間や
お風呂の間に
学校かばんをあさり、
友達との手紙
携帯電話の中身
全て隅から隅までチェックされる。
そして口を出す。
もう家にはいたくない。
家の中では逃げ場がない。
私は夜中までカラオケや街で時間を潰すようになり、
同じように行き場のない人と知り合った。