14:姉の進学 | 小豆井戸〜豆子の日常〜

小豆井戸〜豆子の日常〜

へっぽこアラフィフ女の日々の生活と波瀾万丈だった過去の記憶

高1の冬

姉は県外の短大を希望し、

無事に合格。

卒業後は地元に帰ってくるという約束の元、

実家を離れる事になった。

寂しくて仕方なかった。



姉が家にいてくれるだけで

他愛のないことを話せる人が家にいてくれることが

どれだけ心の支えになっていたのかを

気付かされた。



姉が家を出た後、

母の私への執着は何倍にも膨れ上がった。

幼少期からあったけど、

姉にも分散されていたのだろう。



私が寝ている間や

お風呂の間に

学校かばんをあさり、

友達との手紙

携帯電話の中身

全て隅から隅までチェックされる。

そして口を出す。



もう家にはいたくない。

家の中では逃げ場がない。

私は夜中までカラオケや街で時間を潰すようになり、

同じように行き場のない人と知り合った。