最初に
「仮想通貨」数年前から耳にするようになった言葉だ。
今までに聞いてきたニュースのほとんどが詐欺やハッキングなどについてのネガティブなものだったかもしれない。
しかし、私個人の意見では、保有するしないに関わらず絶対に知っておいてほしい知識の一つである。
その理由も含めて本記事ではイメージを伝えられるように執筆している。
タイトルには仮想通貨と記したが、暗号資産と呼称することが日本では適切であろう。
国際的な仮想通貨の投機化によってG7などで会議が行われた。
国内ではビットコイン関係の会社で問題が相次ぎ規制するべきという議論がされた。
仮想通貨という名称よりも暗号資産という呼称のほうが特徴をよく表している(仮想であるという表記はあまり好意的ではなく、噓のものという印象を与えてしまう)ということで暗号資産という呼称が法律上で定められている。
あくまで政治の世界や法律関係で記載する際にということで、私たちが使う分には気にする必要はない。
https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/20210407_seidogaiyou.pdf
法令に関しての概要は金融庁のページから確認することができる。
2024年3月4日
ビットコインは日本円換算で1000万円に到達し史上最高値を更新し続けている。
仮想通貨と聞けば誰もが真っ先にビットコインを思い浮かべるだろう。
それほどまでに聞きなじみのある仮想通貨であるが、怪しいと考えている人も多いのではないかと思う。
しかし、ビットコインに対して日本人の多くが持つ印象は間違っていると言わざる負えない。
一般にビットコインが怪しいと思われている理由は詐欺が多発したからであろう。
仮想通貨が台頭してきた時期には暗号資産に関する情報の不足から、詐欺被害にあう人が多かった。(現在も多数存在するが)
また、ビットコインはシステムの構造上、初期のセキュリティが脆弱だったと言わざるを得ない。
ホットウォレットの使用による、データの流出事件なども存在した。
データの改ざんの恐れや法的な規制があいまいであったことが信頼性の低下に繋がっていた。
ここで、現状に話を戻す。
まずはなぜ2014年頃には、一桁万円の価値しかなかったビットコインが1000万円もの価格を付けるまでに至ったのかである。
国が発行していないデジタルの通貨として現れたビットコインには注目が集まり、投機家が集まった。
それによって生まれた急激な価格上昇が市場を期待させる。
短期間に大きな利益を上げることができるという期待が、多くの投機家を引き寄せた。
市場では投機的なトレーディングが活発に行われる。
市場参加者が将来の利益を追求して大量の資金を投入し、価格をさらに押し上げるていく。
といった感じが最初の動きである。
一般に仮想通貨バブルと呼ばれたもののザックリとしたメカニズムである。
といった感じで執筆を進めてきたところ文字数が1000文字を超えていることに気づいた。
気軽に知ってもらうという趣旨で書き始めたことだがほんのさわりで1000字を超えたしまった。
分けて説明していこうと思う。
今回はここまで!