前回、春の芸術祭り(仮)と称しまして!
春だし!心の赴くままに!
をテーマに、久々に美術館巡りを致しましたレポートでっす
↓前回のレポ
で今回はですね、日本が誇る現代美術の巨匠
TARO OKAMOTO
に出会うべく、川崎市岡本太郎美術館へ初参戦して参りました
4年前小田急沿線民だった頃に何度か出向いた「生田緑地」。
新緑の美しい場所で、この日も天気に恵まれ気持ち良く歩きました
そしてとうとう突入です
すると、入り口付近に岡本太郎氏のヤケに白い顔写真を貼り付けた警備員の人形が立っていて、、、
かなりギョッとしましたです、はい
(怖すぎて写真取れなかった)
岡本太郎氏の本は結構読んでて、結構めちゃくちゃな事言ってるんですけど
憎めないと言いますか、人間味があると言いますか、優しさがダダ漏れしてると言いますか、、、
「太陽の塔」はもちろん有名ですが、渋谷の駅にある巨大壁画も、産前は毎日見ながら通勤していたこともあり私の中ではあの壁画のイメージの方が強いです。
【明日の神話】
「これから」という本では、太郎氏のお母様がよく書道をされていたそうで、見様見真似で太郎氏も書に親しんでいたそう。
その中で「書家の書く書は嫌いだ。いかにも「書でござい」という感じでイケすかない」
みたいなことを言ってて
これを読んだ時は単純に「なんでだろー?」と思っていたんですけど、哲学者の西田幾太郎氏も同じような事を本の中で言ってて。
きっとそれは技巧に走りすぎてて、見ても心に響かなかったって事かなーと。
「技巧」を追い求めないっていうのは、割とキモだったりするんですよね〜・・・
と、ちょっと話が脱線しました
中は言わずもなが、TAROワールド全開でございます
書のリトグラフ。
きっと一筆書きされたものをリトグラフにしたんだと思います。
【ツラ】
なんだかねぶたっぽい!
鬼のツラっぽくて👹
【動物】(1965年)
おや?
これはポケモンか??
(やはり太郎氏の先見の名には敵わないですな)
様々なモニュメントが。
基本原色ベースなので、空間がとても明るいです。
楽しい。
うん、見てて楽しいんですよ。
もしかしたら深いメッセージを込めて制作してると思うのですが、なんか単純に「うわ〜すごーい✨」みたいな感想しか出てこない自分が悲しい部分もあったりで、でもでもそれが最上級の感想だったりで…(語彙)
椅子のモニュメントは座れます。(優しくね)
子供達も座ってて可愛かったです
太郎氏もこうやって使って欲しかったんだろうなって。
太郎氏の作品と子供達ってよく似合う気がします。
いやもう情報量多すぎて処理しきれなかったやつです
Play the earth.
この地球は遊んでナンボ!
この日実は他にもお目当ての展覧会がありまして、、、それが
「第26回岡本太郎現代芸術賞」展
巨大なインスタレーション作品の数々
(というかどんだけ広いのこの美術館!)
この日は人もまばらだったのでかなりじっくり見ることが出来ました。
大きすぎてですね・・・画面に入らない!!
小部屋を制作し、その中にまた空間が。大掛かりです。現代アーティストさんてほんっと大変そう・・・
これも仕切られた暗い小部屋の中にある作品。
靴を脱いで入るのですが、中が真っ暗でして
でもその中にぼうっと広がる和紙と墨で出来た空間に見惚れていたら、床に黒い砂利が敷き詰められていてわからずに踏んでしまった
「きゃあっ」と声が出ちゃったのですかさずスタッフの方が飛んできてくれ、(作品の)心配をしてくれました
ニャンとも可愛いですな
いろんな有名人の方も参加されてた作品。
戦闘機。いつの時代も戦争は絶対にアカンのですよ。何があっても。
他にもたくさんのインスタレーション作品があったのですが、帰りの時間の関係で最後は駆け足に
インスタレーション作品って不思議の国に入り込んだ感じになるんですよね
特に今の現代アートはインスタレーションが主流だそうなので、美術館ももはやちょっとしたテーマパークかも
ま、見て楽しむだけでなく、その作品に込められた意図を感じて読み取っていくのが芸術。
わかりやすいものもあれば、難解なものもある。
いろんなものが入り混じってて、好きとか嫌いじゃなく、芸術の文脈で見れるようになりたい。
見ておしまい・・・じゃなく、自分で解釈して時代の流れとか方向性とかが理解できるといいなぁ。
くぅ〜〜〜
この日は思ったより移動に時間がかかってしまったので、、、
最後に置いてあったアーティストさん達のポートレートとか、もっと見たかったです。
とりあえずお土産だけはしっかりゲットして帰りました
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