戸田の起業話その12:売上に目がくらむ浅はかさ。 | 【趣味起業】趣味を活かした起業・副業で人生まるごと輝きましょう!

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いつもありがとうございます、趣味を活かした起業・副業の専門家「趣味起業コンサルタント」の戸田です。

 

前回の続きです。

 


(第1回はこちら)

 

 

不良在庫となったメキシコ雑貨を早く売ってしまいたい僕は、毎月開催されているとでんもなく大きなイベントを見つけ、出店すべく行動開始。

 

しかしそのイベントを仕切っていたのは怖いお兄さん方だったのです。

恐怖に打ち震えながらも(笑)、お兄さんの言うとおりに手続きを済ませ、いよいよ出店当日。

 

新参者の僕はなかなか出店場所を決めてもらえず、最後に残った会場裏手の路地まで連れて行かれたのでした。

 

「こ、こんなところ・・・会場の外やん・・・」と心配していたところで怖いお兄さんの電話がなったのです。

 

怖兄「おう、なんじゃい!おお、そうか、わかった、了解!」

 

電話を切るなり僕の方を振り向くと、

 

怖兄「おう、兄ちゃん、ラッキーやのう、ええ場所ひとつ空いたらしいわ

、こっちへ来い!」

 

僕「は、はあ」

 

怖いお兄さんに連れて行かれたのは会場のど真ん中。よくわからないままテントを立ててお店の準備をし、商品を並べたのでした。

いよいよ開場時間。

 

年末近かったこともあって、イッキにお客様がなだれ込んで来ました。

 

瞬く間に会場は人、人、人・・・身動き取れないほどの状態に。

 

程なくして信じられないいことに、あれほど売れなかったメキシコ雑貨が売れ始めたのです。

 

「え、なんでこんなに売れるの!?」

 

と、驚いているヒマもありません。とにかく売れるのです。

 

お昼を食べるヒマもなく、あっという間に1日が終了、そう思えるほどの忙しさでした。

 

売上を数えてびっくり。

 

なんと、たった1日で、サラリーマン時代のお給料を超えてしまったのです!!

 

後になって気づくのですが、どんな商品もできるだけ多くの人に見てもらうチャンスを作り、その商品が何なのか?をしっかり伝えることができれば、ある程度は売れるのだと学んだのはこの時だったのです。

 

それにしても本気で売れすぎたので、浅はかな僕は

 

「え、何これ? これって月1回ここで出店したら、それだけで飯食って行けるてことやん!」

 

とアホなことを考えたのです。

当然、このアホな考えが次の恐怖を引き寄せるのでした。

つづく。