出会いと別れ | オヤジカメラマンのブログ

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若い時は京都太秦の撮影所、木枯らし紋次郎、座頭市、必殺仕事人、暴れん坊将軍など撮影助手として、30でCMキャメラマンとして主に大阪で…今迄観た映画など思った事をぼちぼち書きます。

新たな年がスタートして4日目、あっという間に時が過ぎる。上皇陛下になられ、令和になり今上陛下の一般参賀に14万人超が皇居へ、天皇陛下のお言葉は上皇陛下の退位のお言葉を受ける、平和を願うお言葉であった。

平和がいい、国の平和、安心して暮らせる国家、それには経済的な余裕が無いと…でも今の暮らしに辛いと感じている方達も多くいる。

私達は令和という時代に入った。
世の中にも人にも色んな出会いと別れがある。

私が尊敬する撮影監督協会の先輩カメラマンが後継者に教えておられた学校の学部が無くなるという記事をFaceBookで…

僕自身は先輩にお願いして沢山の学生達を撮影現場に来させていただき、また素晴らしい真面目な学生達、その時は自分もいつかこのような学生達と一緒に勉強したいと思ったものだ。

今日その先輩が学部の最後の集まり…の記事を読み、何故か目頭が熱くなった。

こんな僕もその後大学や高校へ撮影技術を教えるというか、勉強できた。彼らに教える事は自分が必死で勉強をやり直さないと教えられない。

撮影技術の途中には正解は無い!最終的に事故も無くまたそれなりの評価があれば合格点である。

でも必ず言ってた事
「僕の言うことは信じるな!」信じてもらえなくては先輩のように素晴らしい先生にはなれなかった。

10年間非常勤講師やら准教授等をやらせて頂いたが先輩の足元にも及ばない。
ただ学生に嘘はつかない、それだけは出来たかも?

先輩は長い間、協会理事をされていた、特に関西において凄く貢献していただいている。

色んな場面で別れはいつかおとずれる。

学生達とも、友人達とも、大事な人ともいつかは別れる時がくる。

しかし、また誰かと会える楽しみもある。

この春は出会いや別れの季節である。
新緑の中ノ島を僕は訳もなく歩いた。
街は子供連れ、カップル賑やかな声が聞こえる。

珍しく昼間からハイボール二杯を飲んだ、そのせいか…何故か僕の頬に…流れた…

色んな事で自分の足りない部分が見える。
情けない、自分はどちらかと言うとプラスで考えようと努力するが昨日はマイナスだった、何故なのか?

間も無く堂々と高齢者と呼ばれる歳になる。
心は今も昔も変わらない、幼い自分が居てる。

が今日、トイレに行き和式にしゃがんだ時、自分の歳が身にしみた。事が終わり立とうすると…うっ!ヨイショって凄い気合いが必要だった。

ふと亡くなったオカンの顔が浮かんだ、実家はずっと和式で80を越えたオカンは亡くなる日まで文句を言わなかった。

気付かなかった自分の情けなさも…

この親不孝もの…でもこの歳で良くやってるじゃないかともう一人の自分が声をかけてくれた。

頑張ろ!よし!

こんなブログをもし読んでいただいた方、ごめんなさい。

たまには感傷的になる自分が居てもかわいいやん^_^

ありがとうございました。全ての人に感謝です。