の280回は若手映画作家育成プロジェクトから
2017年作品を2作抜粋し上映致しました。
もんちゃん
監督、脚本:金 晋弘 カラービスタ
製作:特定非営利活動法人 映像産業振興機構
VIPO
主役の"もんちゃん"は年長さん亡くなったおかあちゃんの面影、新しいお母さんが現れ…
もう一つ
化け物と女
監督、脚本:池田暁
製作:特定非営利活動法人 映像産業振興機構
ある町役場で起こる事件、妖怪が出る。
主役は待子、この役場の受付、町長は妖怪退治を決断、待子の帰宅途中暗闇から聞こえてくる三味線の音、それを弾いているのは妖怪だった…
映像懇話会では化け物と女の池田監督が来られた。撮影時の状況や映画に対する思いを語っていただいた。
ndjc若手映画作家育成プロジェクトでの形態は35mmフィルムを使った撮影である。
この映画の制作は東映東京撮影所、監督以外はプロのスタッフ、キャストで固められる。
新人監督はスタッフをなかなかコントロールできないだろうと推測していたが監督曰く、皆さん大変親切でストレスは無かったらしい…日活芸術学院で2年間学んだ事、その時に既に活動屋と一緒に仕事をしていた事があり、既にワクチンを…
ndjcの若手育成は既に活動屋がフィルムで仕事が出来ない現状でフィルムで仕事をさせてもらえる
古手技術回帰と中年及び若手プロの育成という大事な役割もあります。
しかし世の中はデジタルの世界、やがてカメラマンもAiロボットで事足りる時代がすぐそこに…
手作りのデジタルを操るプロが少ない中しっかりとデジタルを操る人の育成も大事では?とも思う今日この頃でした。
せっかく大事な国民からお預かりし育成するなら現実に即した事も大事ではと個人的に思った次第です。
次は48hプロジェクトについて
続く

