拉致監禁を題材にした映画・・・ | オヤジカメラマンのブログ

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若い時は京都太秦の撮影所、木枯らし紋次郎、座頭市、必殺仕事人、暴れん坊将軍など撮影助手として、30でCMキャメラマンとして主に大阪で…今迄観た映画など思った事をぼちぼち書きます。

安田純平さんが3年もの間捕らわれ、銃を突きつけられ・・・

でも日本に帰って来られた。

 

 

本当に良かったと思う。日本では色々と言われている。

「自己責任」

自分で勝手にシリア(渡航禁止区域)へ行って

勝手に捕まったんだから・・・身代金要求されても・・自己責任!

 

ジャーナリスト

これを職業として捉えるならすごい幅がある。政治ジャーナリスト/中東ジャーナリスト/芸能ジャーナリスト/国際ジャーナリスト/軍事ジャーナリスト/経済ジャーナリスト/教育ジャーナリスト・・・・

 

私たちが知らない事を教えてくれる

大切な職業

だと思います。

 

安田純平氏

彼は2004年のイラク日本人人質事件を取材しにイラクに入り彼自身も武装勢力に拘束された。

しかしこの事でフセイン後のイラクで何が起こっているのかが僕ら平和ボケの国民も気づかされた。

 

この時に既に自己責任ということが言われている。日本政府が彼を助けたのか?

 

最初の3人の日本人人質事件はイラクに自衛隊が入った事への反発・・・

自衛隊はサマーワという所で人道支援を中心に展開、自衛隊は国内法で戦争はできないので

当初はオランダ軍がその地方の治安維持、2005年オランダ軍撤退で治安が悪くなる・・・

国は英連邦に要請、オーストラリア軍が治安を(日本政府の要請とオーストラリア首相)・・・・

 

こんな記事もジャーナリストが伝えてきます。この地方の治安を守るためにオーストラリア軍は

地元の人間に銃を向ける・・・それも日本の自衛隊を守るため・・・地元の人は自衛隊も含め

占領とみなすのは当たり前・・・自衛隊は民間人ではなく地元の人からはどう見ても軍人!

 

で自衛隊排除の運動が起き3人の日本人人質事件が起きる・・・

 

ならこの3人は自己責任・・・人道支援でボランティアで来ていた人達・・・・

 

それを詳しく報道するために入った安田さんも拘束、でもそれで当時のイラクの実情が大変伝わって来た、彼を拘束したのは普段は農民であり、普通のイスラム教の人たち・・・夜はその地域や自分達の生活を守るため武装するイスラム教の戦士たちである。

 

自己責任を”押し付ける”は

私自身はどうかな?と思う。

一人づつ責任は生きていく以上持っている。車を乗る時に保険に入る。

家族を守るため火災保険、生命保険、諸々・・・・

 

自己責任は他人がとやかく言う問題ではなくまして政府が言ってはならない!

国民を守る義務がある。

 

安田さん話題になってしまい申し訳ありません。

 

監禁・・・を題材にした映画を紹介します。ぜひ見てください。

 

「ルーム」2015年度

レニー・アブラハムソン監督作品

(アイルランド・カナダ)

公式サイト

 

7年間も納屋に監禁された女性が、子供を産みそこで育てた5歳の男の子。

やっとの思いでその納屋を脱出するが、母子は広過ぎる世界と対峙する。

 

本当に胸が締め付けられる思いがします。・・・・

映画って素晴らしい!!!