2023/09/15

認知症と言う幻   ④ 卵と🥚🐓

今日の認知例→「塗り絵を配る日本兵」

 

4.認知症の中核症状と周辺症状

「認知症には、認知症の患者、全てでみられる症状、いわば認知症のコアな症状ともいうべき「中核症状」と呼ばれている症状があります。認知症は、上で述べた物忘れや見当識障害の他、判断力の障害、問題解決能力の低下、実行機能の低下などは、すべての認知症患者にみられる症状です。」

 

ここのところまた、コロナにエリーとか言う新種が出てきて、僕のいる施設でも対応に追われている様だ。そもそも此処にいる患者さんがコロナを持ってくる訳も無く、それは持ってくるとすると職員の方である。だからと言って、この介護と言うハードワークの中で、それを責める事が出来る筈が無い。

お盆休みくらい実家に帰らせろ、

ディズニーランドに家族で行きたい、

山登り、

海水浴、

バーベキュー、

お墓参り、

これらは、感染の危険性はあるにせよ、家族が希求する当たり前の欲求であり、止める事は出来ない。止めるべきなのは小渕さんの娘、「小渕自由民主党選挙対策委員長」の再任だろう。この人はネポチズムの悪果の象徴だ。どうか家族を幸せにして上げる為にも彼女を辞めさせて下さい。彼女は既に認知症の域に入っており、家に帰る道も思い出せないのです。中核症状です。

 

病気と言うのはそもそも、直すと言う意思が大切ではないか?その意思すら取りさらわれてしまう、認知症である事すら認知出来ないのがこの病気の悲劇であり、悲喜劇ではないか?と考えるが如何だろうか?

 

「これに対して、必ずしもどの認知症の患者にもみられるわけではない症状もあります。例えば、暴言や介護への抵抗、興奮、抑うつ、幻覚、せん妄、徘徊などがあり、これらを「周辺症状」と呼んでいます。いわば認知症になってしまったことに反応して、行動や心理的な反応を起こしているための症状と考えられるので、「認知症に伴う行動・心理症状(Behavioral and psychological symptoms of dementia,BPSD)」とも呼ばれています。」

 

たまたま、本当にたまたま、今同室のおじいちゃんがいい例だ。普段はとにかく唸っている。一日中、一日24時間の中で半分以上は唸っている。その間は多分、起きているんじゃあないだろうか?失礼ながらさっき、丁度ベッドに横になって唸っていたので覗き込むと、目を開けて上を見ていたので、唸っている時は起きているんだろうと思う。

これが通常のシフトと考えると現在深夜2時半、無音である。寝ている時は極めて静かだ。この人は、他の部屋から移って来た時に聞いたのは「凄い」「爆発💣する」「ごめん」と言った前情報だったが、全くそんなことはない。寧ろ、僕の鼾😪より静かだ。どこが凄いんだ?

と思っていたら、昨晩、深夜3時に爆発🤯

約1時間、あれは何と言うのか?

「アマデウス」のサリエリか?

はたまた、「逆噴射家族」の小林克也か?

 

アマデウスとは

1823年11月のある夜、ウィーンの街で自殺をはかった老人・アントニオ・サリエリが、精神病院に運ばれた。彼は病床で「許してくれ、モーツァルト!君を殺したのは私だ」と言い続けていた。後日、病状が安定したサリエリを神父フォーグラーが訪問し、話を聞こうとする。当初は神父を蔑み拒否していたサリエリだが次第に軟化する。そして、にわかには信じ難い驚愕すべき内容の告白を始める。」Wikipedia

 

僕の日々の観察日記によれば、こんな症状は、この部屋に移って来てから約一カ月、今回が初めてである。今までが拍子抜けしたと言う体である。

ただ、何度か近い症状、兆候もあった🤭どうも介護者によっても、介護の内容によっても違うようだ。ベッドから車椅子、車椅子からベッドへの移譲の時や、或いはオムツ交換でも起こるのである。

 

僕はここで思う。

そもそもこんな観察日記は、年中ハードな介護をしている人には出来ない。させるべきでは無い。夜勤に入る看護士さんもしかりだ。もう1人、客観的に介助を観察する人が必要だ。おかしな事を承知で言えば、戦争だって、戦う兵隊と、従軍医、従軍看護士がいる上に、従軍記者迄居るのです。そうゆう人が叫んで、悲惨な戦争は我々に伝わる。そうゆう役割の人が夜勤に一名入っていて、その人に真実を伝える良心さえあれば、この職場は、介護福祉医療はもっとよくなる筈だと思う。一枚の疲れ果てた報告書よりも、1人の客観的存在の報告書こそ、このカオスを救う。忙しいとは心を亡くすと書くのだ。

 

さて、この記事を批判する訳では全く無い事をお断りした上で言うと、この記事は中核症状と周辺症状の呼び名が逆ではないか?或いは訳無くても?と言う指摘がしたいのです。

 

ここで述べられる「中核症状」とは

物忘れや見当識障害の他、

判断力の障害、

問題解決能力の低下、

実行機能の低下などは、

すべての認知症患者にみられる症状。

 

ここで述べられる「周辺症状」とは、

暴言

介護への抵抗、

興奮、

抑うつ、

幻覚、

せん妄、

徘徊等。

 

卵が🥚先か、

鶏が🐔先か、

人は良くこんな話になると議論を避けるが、

これこそが、人を救う根本の真理であると僕は思う。

 

ここにハワイのコオロギの話がある。

この話がしたいが、

朝が更けて、

そろそろ現在ノンレム睡眠の、

静かなおじいちゃんも、

呻き出すかもしれない。

暴れ出すかも知れない。

学びを深めつつ、

認知と生物学の次回へ

 

合掌

00000000000000

000000000000000