【新型】シネマカメラNikon ZRのポテンシャルが凄い⁉️ | 相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

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使用カメラ Nikon Z9、Z5Ⅱ、Zf
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こんにちは😄


NikonからシネマカメラZRが発表されて、

珍しくニュースにもなっていましたが、

『あのNikonがシネマカメラを出した』

というインパクトの大きさを感じますね🤔



そこで、今回は、

Nikon ZRが発表されて僕が感じた印象を

何回かに分けて書き残してみようと思います。



僕にとってもインパクトのあるシネマカメラ。


なんせ、Nikonが2024年に買収した"RED"は、

そもそもが『シネマカメラメーカー』という事で、

今後そっちの展開も期待出来るぞ!という中、

Nikonは『Z CINEMA』という新カテゴリーを

設けるとして、意気込んでいましたからね🤔



買収って言葉自体あまり良い印象を持たれない方も

いると思いますが、戦略的成長という観点から、

両者の求めている点が合致する場合はプラスに

働くのが買収の恩恵になります。


今回の買収劇は、競合他社にとっても無視できず

『スチルカメラのNikonとシネマカメラのREDが

一緒になっちゃった』という言葉だけで、強者の

誕生を予感させますよね😁



そして、先発でまず動きを見せたのはRED

2025年2月に"Nikon Zマウント対応"2機種を発売。

『V-RAPTOR』 & 『KOMODO-X』


REDからということで、あくまで性能面や機能面、

見た目や価格なども含めて所謂"ガチ"シネマカメラ


なので、基本的にはコンシューマー向けカメラでは

無いんだけど『いよいよ始まったか』と感じました。


この形のカメラに、NikonのZレンズがそのまま

使用出来るという事実はワクワクさせてくれました。



そして、満を持して発表されたのが、

Nikonユーザーにとっては『本命』となる

『シネマカメラNikon ZR』の登場。


今までのNikon ミラーレスカメラには無かった
まるで大型コンデジかの様なカメラボディ。
もう『リグを組む前提』かのような佇まいですね。


てか、既にNikon公式からSmallrig製のリグが
発表されてますね😅


ここ何年か、NikonとSmallrigは仲良いですね(笑)

TILTAをはじめ他社も間違いなく追従すると思うから

今後が楽しみですねぇ😁



◾️裏面には4インチ大型ディスプレイ

見ての通り、物理ボタンが明らかに少なく、

今までの『Nikonのカメラには無かった新UI』


この大型モニター、大きくて見やすそうですね🤤

ニコンプラザには既に展示機があるようで、

試された方は皆さん『見やすい』『明るい』と

好評のようですよ?



上面も今までには無いボタンや配列です。

パッと見で、とてもシンプル。

あと特筆すべきはホットシューが『デジタル』に
なったという点ですね。

今まではアナログ接点のみだったので、
ストロボの発行以外には外部モニターや、何かの
機材を固定させる為のシューとして使うぐらい。

ちなみに、SONYが先駆けてこのデジタルシューを
採用していますが、デジタルシューにすることで、
外部マイクを使ったオーディオのケーブルレス化と
デジタル録音が可能になりました。

但し、デメリットとして『水に弱い』という弱点が
あるので、堅牢性を謳っているNikonとしては、
今までのラインナップは全てホットシューで統一。

しかしながら、今回『Z CINEMA』という
新カテゴリーを設けることで「別ライン」とし、
スチル機としてでは無く「シネマカメラ機」として
ZRではNikon初のデジタルシューを搭載
こういう面でもNikonの本気が垣間見れますね🤔


しかもオーディオ録音について凄いのが、初の
『32Bit floatボディ内録音』に対応しているので、
極端に言えば、ある程度の音量とゲイン調整さえ
しておけば、音潰れなく録れちゃうよ、と。
(何なら撮る際の調整しなくてもいけちゃう)

これはワンオペの方にとっては超助かる仕様で、
撮影の際は、音録りって映像とは別に考えて、
音は音で設定や調整が必要だから、正直面倒。

録音した音が万が一割れてたら音だけ後録りが
必要になるわけで、演者さんのスケジュールや
手間や映像と同じ環境じゃないとバランス悪いし
編集も大変だったりします。

最悪、後録り出来なかったら、音のせいで
映像として使えないことも😇

そんな中、最近出てきた『32Bit float録音』は、
録音レベルのダイナミックレンジが超広いので、
録音後の音量調整が自由に出来てクリップに強く
ノイズの劣化が起こりにくいメリットがあります。

だから、『とりあえず音は録れていれさえすれば、
後から何とかなる』という夢のような仕様(笑)

ワンオペ対応する方にとって『気にすることなく』
撮影に集中する事が可能になります。

外付けだったら32Bit float対応レコーダーは
もちろんあるんだけど、コスト高にもなるのに
それを『内蔵』したZRのポテンシャルの高さは
ハンパないかもしれないですね🤔

出てくる映像も綺麗で、音録りも失敗しない。
本格的に映像制作を始めてみたい方からVlog録りや
手軽に楽しみたい方まで納得させられるカメラ。


それでいて実売価格が30万を下回る27万くらい
同じシネマカメラとして位置付けられている
SONY FX3や、CANON EOS C50は50万クラス。

性能や機能面の差がどこまであるのか分からないけど
比べるならこの間違いなくこの2機種だと思うので、
そんなに安いの⁉️ってなりますよ(笑)

改めてNikon凄いよな〜って思いました😅


僕の場合は、映像制作の頻度が少なすぎて、
今すぐは買わないけども、予算があったら
1台持っておきたいと思わせる性能ですね🤔
(今月末のZ24-70mm f/2.8 S IIでお金使ったし)


映像が綺麗なのはZ9、Z5Ⅱ、Zfを使っている
僕は十分理解してるつもりです。

あ〜書いてると欲しくなっちゃうわ〜🤤(笑)

なんたって、Nikonには今まで無かった
『シネマカメラ』という新カテゴリー。
ワクワクしかないですよね😁


予約開始は、来週9/18(木) の10時から。
皆さん、ZR予約しますか?


と、いうわけで今回は
シネマカメラNikon ZRのポテンシャルが凄い⁉️
というお話でした♪


次回は、『スチル機としてどうなの?』について
触れてみようと思います😁

またね👋