【撮影】レンズ選びは適材適所だよね、という話。【機材】 | 相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

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使用カメラ Nikon Z9、Z5Ⅱ、Zf
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こんにちは😄


今日は嫁さんからの撮影依頼で、

これから都内の某スタジオに行ってきます👍


この前の池袋ハロウィンコスプレフェスで、

嫁さんが披露したヒロアカの荼毘でずが、

頑張って仕上げた甲斐もあり、お会いした方々から

かなり好評を頂いたようで、せっかくだから

スタジオで撮りたいね、という流れです😁


ただ、今回は初めて利用するスタジオなので、

飛び道具的な演出効果アイテムは持ち込まず、

カメラ、レンズ、ストロボ、ソフトボックスと、

基本的な構成で撮る予定です。


カメラはNikon Z9をメインにオフショットにZf

今回は初めて利用するスタジオさんなので、

とりあえずレンズは4本持っていきます。


・Z24-70mm f/2.8 S ※メインレンズ

・Z70-200mm f/2.8 VR S ※望遠圧縮欲しい時

・Z85mm f/1.2 S ※ここぞという時の決め玉

・Viltrox 20mm f/2.8 ※超広角ダイナミック用


Zfには、Z35mm f/1.4を付けっぱなしで、

道中のスナップも撮るつもり👍


ストロボはスタジオ撮影の場合だと、

いつも3灯持って行きます。

・AD300Pro ×1灯 ※メインライト

・AD100Pro ×2灯 ※フィル&バックライト


ソフトボックスはSMDVの80cmと60cm

バックライト用はソフボは使わずに、必要に応じて

カラーフィルターつけるくらいかな?🤔


あ、そうそう。

人物撮影で90mmタムキュー使ってみたいんだけど、

Nikonの神レンズ「Z85mm f/1.2 S」があるから、

焦点距離がやや被るんですよね〜🤔

Z85mm f/1.2 Sは、人物ポートレートにおいて

絶対的エース級の凄まじい描写するレンズだから、

人物ガチ撮影だとタムキューはお休みになりがち。

(85mm持ってなかったら間違いなく使ってる)


※撮影対象が違えば勿論その逆もありますよ👍


例えば、コレ👇はZ85mm f/1.2 Sでは絶対ムリ。


◾️Nikon Zf & TAMRON 90mm (F072)


Z85mm f/1.2 S では「超接写」は出来ません😁


可愛いなぁ…ウチの子。🥰


Z85mm f/1.2 Sの最短撮影距離は85cmで、

最大撮影倍率が0.11倍。そもそもマクロレンズ

比較するレンズじゃないけど、こういう撮影には

向かない(と言うか実質ムリ)ので、適材適所で

レンズ選択して使うことになります。


そういえば、昨日はタムキューで

葬送のフリーレンフェルン撮りました。


◾️Nikon Zf & TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD



フィギュアを寄って撮るには素晴らしいレンズ👍

このタムキューって、本当に凄いんですよ。


例えば1枚目の白い方だけ見ても、わざと白飛びで

フレアな感じを出してフワッとさせてるんだけど、

ボケの上質な滑らかさと言い、被写体のエッジには

色滲みや色収差が殆ど(全く?)出てないし、

透過光のグラデーションが凄くキレイなんですよ。

※自然光のみなので、現像でシャドーを持ち上げて

被写体を浮かび上がらせています。


下の黒い方も自然光を被写体に当たるよう配置。

露出を被写体に合わせて背景を暗くしています。

(キッチンで背景紙を使わずに撮りましたw)

光の当たる感じやピント面からボケていく像が

滑らかで自然な感じが凄く良いですね。



てな感じで、レンズは本当に適材適所。

特性を分かっていると表現の幅が広がりますね😄


さて、とりあえずこれから行ってきます♪


今日も天気が良いから移動も気持ち良いね。


またね👋