【レビュー】Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.4【優しい写り】 | 相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

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おはようございます😄


先日届いたニコンの新レンズZ50mm f/1.4ですが、

f/1.4シリーズの35mmに続く2本目ということで、

簡単にレビューしていこうと思います😁


すでに35mm f/1.4をお持ちの方は、

同じ系統の写りだから、寄って撮れば50mmでしょ?

そんな感じで大体合ってます(笑)

ただ、50mmは50mmの良さもあるからね♪


僕もZ35mm f/1.4の写りが気に入って、

そのシリーズの50mmが出ると知って

飛びつきました👍(笑)



はい、そうなんですよね。

Z35mm f/1.4が今までのZレンズの特徴でもあった

「高解像感」とは、"路線の異なるレンズ"になります。


外観とかは前のブログに書いたのでそちらを参照で。


とりあえず気になる「開放F値付近の写り」ですが、

こんな感じです😄


ホント、素直な感じですよ♪

良い意味でも悪い意味でもクセのない描写。


で、Z35mm f/1.4と同じように、線は細めで

優しく柔らかい感じですね〜🤔ピント面を見ても、

開放ではバッキバキの解像感がウリなS-Lineとは

明らかに違う。

で、F値を絞っても単焦点レンズらしく、

スッキリした描写で嫌味が無く、

やっぱり素直な写りって感じですね😊

決してパンチが無いわけじゃないけど、主張が無い分

後から現像やレタッチもし易く「程良い」感じ。


個人的にはS-Lineの描写はもちろん好きだけど、

日々のスナップで使うなら、こっちの方が

何処となく趣があって、好きですかね🤔


「細かいことは気にしなくていい」って割り切れると 言うか、肩の力を抜いて使えるフレンドリーなレンズ。


フォーカスブリージングもかなり抑えられているので、

確かに映像制作に向いてるレンズとも言えそうです。


【作例】

Nikon Zf & Z50mm f/1.4


👆柔らかい感じに現像してみたり





👆いつもの感じでクールな感じで現像してみたり。


4枚目のようなシームレスなボケ描写も普通に綺麗で

かなりキツめな現像してますが、前に書いた

「線がスッキリしている」のは伝わると思います。


以前、S-LineのZ50mm f/1.8 Sを使ってた時期が

あったんだけど、あっちは開放からバッキバキに

解像感のあるパンチのある描写だったんですよね🤔

都市景観や、高解像感が欲しい風景写真が得意で、

インパクトのあるそっちの写りが好きなら、

間違いなくf/1.8 Sがオススメだと思います。

(Z50mm f/1.2 Sは別格ですよ)


ただ、当時の僕にはf/1.8 Sは描写が硬過ぎたので、

その後〜現在の撮影現場でメインレンズとなってる

Z24-70mm f/2.8 Sの下取りに出しちゃいました😅


35mm f/1.4との棲み分けについては、

焦点距離が違うので問題はないんだけど、

例えば、旅行やお出かけなど、レンズ1本だけ

カメラに付けて行くなら「Z35mm f/1.4」を

選ぶと思います。ファインダー覗いた状態から

2歩前に出たら50mmくらいになるからね(笑)


で、ポートレート撮るなら50mmですね。


映像制作には35mm & 50mmの両方を。

大きさや重さもほぼ同じだから、バランス調整が

必須なジンバルやビデオ雲台での運用は、

かなり楽だと思いますよ♪


最近はブラックミストなどのソフトフィルターで、

柔らかい描写にするの流行ってるでしょ?

このレンズはフィルターいらないかもしれない。

(それは言い過ぎだと思う。使う時は使うねw)

F値が開放だとクリアだけど写りは柔らかいから、

ある意味「汎用性が高いレンズ」なのかもね🤔


と、いうわけで、

Z50mm f/1.4の簡単レビューでした♪


またね👋