【作例】イルミネーションを華麗に撮るコツ【玉ボケ】 | 相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

東京拠点のフォトグラファー / カメラマン 相良しゅーじのOfficial Blogです。
最近はカメラ関連や日々の出来事など、好き勝手に書き残してます。
使用カメラ Nikon Z9、Z5Ⅱ、Zf
X(旧Twitter) ID: @shujisagara

こんばんは😄


前回のブログで玉ボケについて書いたけど、

実際に撮影した場合の違いを紹介しますね😄


まず1例目。

色違いのLEDで電飾された小さな木が並んでます。

パッと見、凄く綺麗だから全部を画角に収めたいと

思うんだけど、普通に撮るとこんな感じ👇

写真としては物足りないし、実際の方が

キレイに見えるんですよね🤔


じゃ〜どうしようか?となった際に、

前に書いた「近くに被写体を置く」を実行して

みましょう😄


今回は被写体として適したモノが無いから、

試しに一番手前のLED球にして近付いて、

そのまま背景をボケさせてみましょう👍


ハイッ‼️👇

どうですか?😁

1枚目よりも「それっぽく」なりましたね😄


後ろの玉ボケは、カメラと被写体が近付くほど

大きくなるんで、物足りない場合はとにかく

被写体に近付いて撮ってみましょう👍


あと、全面にボケを強調させる為に、

道や人などいらない部分が入らないようにして

撮るのがポイントですかね🤔


この写真はあくまで例だから、ピントの合ってる

手前の木がスカスカなのはご愛嬌です(笑)


なので、例えば👆のこの構図なら、

ピントの合ってる位置に、女性モデルを置いて、

上半身に周りの光が当たる場所を探すか、

ストロボ代わりになる灯りを当てると

被写体と背景の明るさも良い感じになりますね😄



で、2例目。

次は渋谷駅西口側のさくら坂です👇

まず全体のイルミネーションに目が行くから、

最初はこんな感じで撮っちゃうんだけど、

普通に撮るとやっぱり電飾巻かれた木が

並んでるだけの写真になってますね。

これはこれで記録写真としてはアリなんだけど、

もう少し雰囲気がほしいですね🤔


なので、1例目と同様にイルミネーションを副題、

主題を他で探して手前に置くようにして撮ると👇

主題が「手すり」しかなかったゴメンやで(笑)


でも後ろはキレイにボケてますね😅


ちなみに、

使ってるレンズが40mmで開放F値が2なので、

ボケさせるには有利だったりするけど、

基本的な考え方は同じなんで、どうでしょ?

あ、焦点距離は望遠の方が玉ボケが大きくて、

背景の溶け方も凄くて、望遠になればなるほど

圧縮効果で玉ボケが集まった感じにとれます✨


人じゃなくて前回のブログのようなお花や

キレイなオブジェがあれば、1枚の写真として

もっとまとまってくると思います😄


まだクリスマスまでは各地でイルミネーションが

キレイなはずだから、ぜひ試してみて下さいね♪


どうしても被写体となるモノがない場合は、

「スマホ」を使うのも手ですよ😁


作例は撮ってないけど、簡単だから書いておくと、

まず右手でカメラを持って構えるでしょ?

左手にはカメラアプリを起動させたスマホを持って、

イルミネーションを撮ろうとしてカメラの目の前に

スマホをかざす(スマホで写真を撮るわけではない)。


で、右手のカメラでスマホにピントを合わせて

背景をボケさせて撮ると、スマホの画面に写る

イルミネーションが主題、背景の玉ボケが副題で

写真が撮れますよ😁


あくまで「例」だから正解は無いんだけど、

もし良かったらお試し下さいね〜♪


またね👋