スプラトゥーン2を最近始めた | 日向修二製作所

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最近『スプラトゥーン2』にハマっている



2017年発売のゲームで何を今更、な感もあるけれど、ゴールデンウィークに「無料体験版」が配信されていて、それをプレイしてまんまとハマってしまったわけだ。


もともと、発売したちょっと後に友人宅でプレイしたことがあった。

そのときはよく理解しておらず、「たくさん塗った方が勝ち」というルールに従ってなんとなくプレイしてなんとなく勝ったり負けたりしていただけだった。


今回あらためてプレイしてみて、少しずつルールを理解して、ブキの性能を理解して、各ステージの構造を理解して、とすすめていくうちに、どんどんのめり込んでいった。

最初は視点移動もままならなかったのに、そのうちYボタンを自動で押せるようになったり、イカジャンプでリスポーン地点に能動的に帰れるようになったり、自分の成長が感じられて楽しい。


スプラトゥーンのいいところは、対人型シューティングゲームにおいて主流である、「相手を倒した数を競う」というルールを廃したことだ。このゲームは、相手を何回倒したか、いわゆるキル数を競うものではない。「陣地をどれだけ自軍の色で塗ったか」を競うのだ。


対人型シューティングゲームは得てして初心者がキルされやすい。そして負けやすい。そしてつまらなく感じやすい。それはそうだ、相手を倒せず、相手にボコボコにされて負けてばかりでは、そんなゲーム面白くもなんともないだろう。


ところが、スプラトゥーンではそんなことは関係ない。ただ陣地を塗っていればいいのだ。相手をどんなに倒せなくてもいい、相手にどれだけ倒されてもいい、最終的に塗っていれば勝ちだ。無理して前線に出ずに、後ろのほうでひたすら塗っていたっていいのだ。チームの勝ちに貢献できる。


本当によくできたルールだと思う。かといってキルが無価値かといえばそんなことは決してなく、上級者は相手を倒して試合を有利に進めることができる。また、ただ単純に塗るだけではないルールもあるので(ガチマッチ)、対人型シューティングゲームガチ勢の人もやり込める内容になっている。絶妙だ。


最近 Wonderland Wars やスプラトゥーン2や麻雀にハマっているけれど、何が魅力なのかなと考えると、対人戦の「読み合い」が好きなんだろうなと思う。相手の手を読んでこちらが読み勝てたとき、相手の裏をかいたときが最高に気持ちいいのだ。

今考えると、テニスにおいても僕はそういうところがあるし、読み合いが好きなんだろう。

将棋や囲碁やチェスもまあまあ好きだけれど、これらの完全情報ゲームよりも不完全情報ゲームのほうが好きだ。それはやっぱり相手の心理を読み取る楽しさがあるからなんだろう。


ウデマエはまだまだなので地道に腕を磨いていきたい。