香害とは、日用品に含まれる香料などの化学物質が引き起こしている公害です。
化学物質の感じ方には個人差があり、社会での認知が進みません。
香害入門より
買った借りたりして読んでね
図書館で借りてきました。
こちら貸出第一号なので、余計なニオイが全くなく快適に読むことができました💖
前回借りた『マイクロカプセル香害』には、抗菌洗剤系のニオイが表紙にベットリ移香…💦
これが正にマイクロカプセル香害💧
同時に借りた古い本は、古い紙の匂いがするだけで体調にも影響せず…
安心して図書館が利用できるようになるのはいつになるのでしょうか？
以前は問題なかったのにね
さてちょっと感想をば…
読む前 
装丁が古めかしい、新刊なのに昭和感がある…！
表紙買いはされなさそう
読後 
読みやすい、分かりやすい、詳しくもある！
まさに入門書として良書でした❣️
私なんかは興味があるので、手に取りますが、何の思い入れもない人は読まない本でしょう。
だからこそ読んだ人が、少しでも周りに伝えていく必要がありますね。
香害は、企業が製造販売した日用品を人々が使用する事で、香料をはじめとした化学物質やマイクロカプセルなどが広範囲に渡って広がる公害です。
不可視サイズ
マイクロカプセル利用「香害製品」の一部
このマイクロカプセルが香害を加速させている
香料や抗菌・除菌剤などを内包したマイクロカプセルが、花粉のように舞い飛び散り周囲の空気中に飛散し望まぬ他人に吸わせたり、他人の服や持ち物に貼り付いて汚損させている。
はい…多大な迷惑をかけています…使用者は反省ください…
ケミカル人工香料なんてものは石油から作られた毒性ある悪臭なんですから、学業の場に持ち込むのはおかしいですね。
イイニオイで癒されるんだけど…という方、中毒を起こしてる可能性あります。
一定期間の香料デトックスをオススメいたします。
それで、正気に返った人 多数いますから
というか、子供ペットにマイクロカプセル吸わせて問題ないと思われますか？
アスベスト公害が明らかになったのは、使われ出してから何十年も経ってからでした。
子供がタバコ一本吸ったところで、死んだりしないですよ。だからといって吸わせないですよね？子供に。
死なないからOKではないです。問題が表面化するには時間がかかるのです。
過去の公害の教訓をいかしましょうよ…
マイクロカプセル＝マイクロプラスチックを肺に溜めていって良いわけないでしょう…
子供家族ペットがいる方、良くお考えください。
香害は、健康被害を引き起こし私達が生きるのに必須の、空気、水、土壌を汚染しているれっきとした公害なのです。
昨今、話題になっている「永遠の化学物質」PFASを例に出しますと、
「PFASの毒性が分かったのはつい最近である、これからデータを集めて基礎研究を続けていく」
との専門家談…
…すでに何十年も使用を続けてきているのにね…
このように過去の公害、薬害も全て同じ轍を踏んでます。
はじめは、
「夢の物質、クスリができました。人体、環境に影響ありません。
」
と言っておいて、後から
「やっぱダメでした。人体に害ありました。環境にも悪影響ありました。
」
というパターンの繰り返しなんですよ…
香害も同じですね、そもそも日用品に適用すべきではないナノテクノロジーに飛び付いて安全性も不明なまま、先走って、何の規制もなく使われている…
何年後かは分からないけど、そのうち大問題になるでしょう…
香害が公になって10年…
国会、地方議会で何度も質疑応答され、やっと少しずつ行政、教育現場が変わりつつあるのかな？と希望も見えてきました。
書籍『マイクロカプセル香害』には、香害被害者の小6児童が学校にも通えず「死にたい。もっと早く生まれていたらこんな病気にならなかった」
との体験談を寄せています…
子供が被害者、大人達が加害者 虐待です。
子供に携わる大人達、「知らなかった」「想定外」では済まないですよ！