【秘密の悪女キッチン】:「ゴーヤーに塩昆布」でご飯の友 | 私?片田舎の専業主婦デシタ

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バツイチ持病持ちのアラフィフOL。
仕事が好きで、社畜になってたけど、生き方、変更。「健康第一主義」の、「自分ファースト人間」になります。

今日は、三連休最後の日でした。なので、「手間抜き弁当」も、お休み。

代わりに、妄想エッセイ付きレシピ「秘密の悪女キッチン」をお届けします。

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休日の昼下がり、彼が、「これ、実家の庭で取れたゴーヤ」と、持ってきてくれた。


1ヶ月のうち、何度か、彼は、高齢のお母様のご様子伺いを兼ねて、実家に行き、お庭の手入れとか、お母様を連れて買い物に出かけたりする。


彼は、いつも、「めんどくさい」と言うけれど、「でも、行かないと心配でしょ?」と尋ねると、「まぁなぁ、、、」と、苦笑いする。


今日は、その苦笑いした時に出来るおでこのシワが、以前より、深くなってるような気がした。


最近、2人して、付き合い始めた頃と現状を比べることが多くて、「やっぱり、年取ってきてるよね。徐々に、老いてきてるよね」と、笑っている。


「ゴーヤチャンプルーにする?」と、彼は、緑鮮やかな、長くてぷっくりしたゴーヤを差し出した。


「そもそも、チャンプルーを食べたことがないから、どんな味付けにしたらええか、分からへん」と言うと、「え?食べたことないん、チャンプルー?そやっけ?」と、彼は目をまん丸にして驚いた。


「そやで。食べたことないで。そやし、ご飯のお供にするー」と、私は、ゴーヤを手にして、エプロンをつけた。


「ほな、オレ、チャンプルー作るわ」と、彼は、手を洗い始めた。


2人して、狭いキッチンで、何てない話しをしながら料理を作る。


「あと、何回、こんなこと出来るかな」。

ゴーヤのワタを取りながら彼に尋ねた。


「さぁ。こればっかりは、分からんなあ。寿命っちゅうもんが、あとどれ位あるか分からんからなぁ」と、ゴーヤのワタを取りながら、彼が答えた。


そして、「どっちかの命が尽きるまで、としか言えへんな」と続けた。


彼のその一言は、ちょっぴり切なくさせた。


雷の音が遠くに聞こえ出した、夏の日の夕方の出来事。


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こちらのレシピは、調味料の分量を、文字列のニュアンスからくみ取って頂く記載になっております。

心の友からの、「計量スプーンや計量カップを使わずに料理してる姿って、こなれてる様に見えるやーん!そこんとこ工夫したレシピよろしく!」(←おいっ!)というリクエストに、ようやく(←長い間放置していた)応える気になった次第でございます。
>ほんとは、洗い物を一つでも減らしたいだけだと思うんだけどな。そうだろ、心の友?

ちなみに、このレシピに出てくる調味料は、買ってきた姿のまま(ペットボトル、ビン)で使用しております。

以上をご理解・ご了承の上、ご覧くださいませ。 それでは、まいりますよー!

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ゴーヤーは、チャンプルーとか、おかずで頂くより、佃煮っぽくして、ご飯のお友として頂くのが好きですはーと

作り方︰


ゴーヤーは縦半分に切って、種とワタを取り除く。
半月切りにしてね。厚さはお好みで。
ちなみに、あたしは、3mm厚さ位が好きハート

切れたら、塩をかけて塩もみ。

ゴーヤーがしんなりしたら、水洗いして水気を絞る。

次に。

ゴマ油をしいたフライパンでゴーヤーを炒める。

ゴーヤーに油が回ったら、
日本酒→たぱたぱ
みりん→とぽとぽ
醤油→とぽんとぽんとぽん
きび砂糖→さらさらさーっ

強火で煮詰める感じでお願いします。 

汁気が少なくなってきたら
塩昆布をどばーっと入れて下さい。
あたしは、1袋30g全て入れました。

汁気がほとんどなくなったら、
火を止めて、鰹節を入れて(←これ入れるのと入れないのでは、大違い!)、
さっくり和えたら出来上がり。

出来立てを頂くのもいいですが、
あたしは冷蔵庫で冷やした方が好きです ハート
お好みで、一味をふっても、美味しいですよ♪

最後までお読み下さりありがとうございます♪

By 秘密の悪女キッチン主宰 MIKA