プロフェッサー「帝釈天」に導かれて・・・d(^O^)b | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

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「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

今日も暑い一日になりそ~だ・・・d(^O^)b

 

昨日は結局、最高気温が38℃まで上ったようで、ま~「梅雨明け10日」の状況からしたら、仕方ね~範囲だよな~・・・。

 

アト、今朝の最低気温が27.8℃、って~ことでかなり高めだよな~・・・。

 

で、今日は月曜日で、今日もS社のバイトは休みなのだが、今日は明後日の山鉾巡行本番に向けて、顔合わせの為に、北観音山の会所まで行かなくてはならね~・・・d(^O^)b

 

家から2.5キロぐらいのところなので、暑そうやけど、みゆきと歩いて行ってこようと思っている。

 

今日は宵宵山やから、後祭見物としても、丁度よかろ~・・・の~皆の衆!

 

さて、最近始めた「水曜日は図書館」習慣で、「密教」を読み終え、次の「息の発見」も読み終え、今はその次の佐藤愛子著「戦い終わらず日も暮れず」を読んでるところである・・・d(^O^)b

 

まず「密教(正木晃著)」は、めっちゃ面白かったし、随分勉強にもなって、よい読書体験やったと思ふ・・・。

 

 

が、何せ内容が濃すぎて、殆ど未消化のままなので、自分の言葉で紹介するのはかなり難しい・・・。

 

特に、勉強になったのは、両界曼荼羅の解説だった・・・。

 

胎蔵界、金剛界のそれぞれの曼荼羅の構成と、その意味や謂れが細かく説明されており、自宅禅堂に掲げてある「国宝両界曼荼羅」のポスターを観ながら読んだ・・・。

 

僕の蔵書の中には、この曼荼羅関係の図録もあるので、これを機会に、さらに曼荼羅について調べた上で、自分の言葉で説明できるようになったら、また改めて紹介しよ~と思ふ・・・。

 

 

さて、その次の「息の発見」であるが、これは2008年の五木寛之と玄侑宗久の対談である・・・。

 

 

しかし、プロとは言え、この二人の知識の量はすさまじいものがあって、宗教は勿論、哲学、物理学、生物学等々、多岐にわたる分野の「呼吸」についての知識が披露され・・・。

 

かつ、「息」にとどまらずそこから派生するいろんな事象、例えば浄土宗、真宗、天台宗、臨済宗等々の教義やら、臨死体験、ストレス、終末期ケア、等々幅広い対話が展開される・・・。

 

そんなハナシの中で、最後に五木寛之氏のあとがきで、ブッダのこんな言葉が引用されている・・・。

 

「息を吸う時には、息を吸ってる自分に気づこう。吐いてる時には吐いてる自分に気づこう。」

 

つまり、意識して息をすること(観察すること)は、生物としては、実はめっちゃ不自然な行為なのだが・・・。

 

その作為的で不自然な行為が、やがて、「心を開放し、無常を体得し、生の消滅を感じ、自己を手放す」境地に導いてくれると、結ばれてる・・・。

 

なかなかよい言葉であるd(^O^)b

 

あ、↑の画像の僕が使ってる「しおり」であるが、これは、5年ほど前、東博で開催された「国宝T寺展」の割引チケットの引換券である・・・。

 

今は、これをしおりとして使ってるわけだが、この帝釈天さんのポーズが、講義中の教授のポーズようで、めっちゃ気に入ってる。

 

なんか、プロフェッサー帝釈天から「おい、今日はここからやで、しっかり読んで、ちゃんと理解するんやで、時間を無駄にするんやないで」とでも、言われてるようで、気合が入るのであるd(^O^)b

 

「なんで、こんなもん持ってるんや?」って~思ったヒト、ま~これも「大人の事情」って~ことで、これ以上の詮索はなしで・・・ね^^;

 

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