七条通りの美容院のシャッター・・・。
うちの、ふとんちゃん(ビーグル犬:7京大生)が、お出かけしてる間、うめ吉(レトリバー:うめ星王子)が何やら騒いでいた・・・。
「ふとんのやつ、一人で高級焼肉を食べに行ったじょ。許せないじょ。み~ちゃん(みゆき)!ふとんが帰ってきたら叱ってよ!」
「ほんとかい!一人でかい!それはダメだね~・・・ふとんちゃんが帰ってきたら、ちゃんと言っとくよ」
で、夜ふとんが帰ってきた・・・。
「あ!ふとんが帰ってきた・・・み~ちゃん、叱ってよ」
「うん、わかったよ。ふとんちゃん、ちょっとこっちに来なさい。ちょっとそこにお座り」
「なになに?み~ちゃんど~したの?」
「うめ吉から聞いたんだけど、あんた今日は一人で高級焼肉を食べに行ったんだって?なんで、みんなを誘わなかったの?」
「え?なんのハナシ?」
「だって、うめ吉がそう言って騒いでいるよ」
「僕に、今からえ~ごの焼肉を食べに行ってくる、って言って出かけたじゃないか。A5の肉って~めっちゃ高級なんだじょ。なんで自分だけおいしいものを食べに行ったんだ」
「うめ吉さん、ちょっと待ってよ。出かける時、僕は、うめ吉さんに今から〚え~ごをやりに行ってくる〛って~言ったよね」
「だから、A5の焼肉を食べに行ったんだろ?」
「うん、それは〚英語をやりに行ってくる〛と言ったんだよ。つまり、京大生の友達と、彼の家で、英語の勉強をしてくる、という意味なんだけど」
「え?ちょ~なの?僕の聞き間違い?」
「うめきち~~~!!!」
「み~ちゃん、ごめんなちゃい。僕、すっかりふとんが、A5の焼肉を食べに行ったと、勘違いしちゃったみたい・・・」
「ははは、そ~なんだ、うめ吉さん、僕が一人で焼肉を食べにいくわけないじゃん。行くときは、勿論うめ吉さんも誘うよ・・・ははは」
その後も、うめ吉は、みゆきにこんこんと説教され、しょげ返っていたのでした。
その時、ふとんは・・・・。
「ふ~・・・英語の勉強の後・・友達のお母さんに・・・。
〚ふとんちゃん、うちの子とこれからも仲良くしてあげてね。
今日はA5の牛肉を買ってきたから、晩御飯を一緒に食べて帰ってね〛
って~言われて、高級焼肉を食べたことは、今更言えないよな~」
・・・って~つぶやいていたのでした・・・おわり。
今日は、とりたてて書きたいネタもなかったので、頭の中に湧いた妄想を書いてみた。スマンスマン。
ちなみに、この「ふとんちゃん」は、以前アップした「極楽鉄道の夜ー星になった犬編」の主人公である・・・。
星になった犬を全編読みたい方は、当ブログ内で「星になった犬」で検索してくださいm(__)m
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