「もののけ京都展」でわしも考えた・・・^^; | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

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「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

 

↑の画像は、昨日書いた「村上隆もののけ京都展」の会場入り口に設置された、二体の鬼である・・・。

 

これは、入り口に前に置かれているので、無料で観られるわけだが、わし的には、今回の特別展で、一番気に入った作品かも・・・^^;

 

昨日紹介した、花キャラクターの像が「現代の如来像」なら、さしずめこれは邪気を踏んづけているので「現代の四天王」って~ところやね・・・。

 

 

図らずも僕の気に入った、この現代の四天王と如来像は、「フリースペース」に展示されていたわけである・・・。

 

僕の勝手な思いだが、資本主義の世の中では、芸術作品と言えども「商業ベース」に載らないと、保存も展示もされない、って~思ふ。

 

場合によっては、「創作」さえそうなのかも知れない・・・。

 

今回の村上隆展の入場料や、グッズがめっちゃ高かったことで、いろいろ考えたのだが、村上隆の思いはどうあれ、資本主義システムは、冷徹のその原則を貫くやろう・・・。

 

そこには、たくさんのフタッフがいて、その組織は商業ベースで動かざる負えないから、資本の論理には逆らえない・・・。

 

しかし、本当に、その作品を観て、救われる人がいたとしたら、それはまた別のハナシで、村上隆本人としては、そういう人にこそ観賞してもらいたいのではなかろうか・・・。

 

で、もしその人がぼんび~な人だったとしたら・・・。

 

村上隆の芸術家としてのその良心が、せめてもの商業ベースへの抗いとして、フリースペースに置かれたこれらの像だったのではなかろうか・・・。

 

って~のは、僕の勝手な思い込みやと思ふけど・・・。

 

率直に考えれば、これらの作品は単なる「広告」として置かれたものであろう・・・ははは^^;

 

それと、今回の特別展は、全作品、写真撮影可となっていた。

 

勿論、動画やフラッシュは禁止やったけど・・・。

 

って~ことになると、展示室は予想通り「撮影会」モードで、ほぼ全員が、スマホやデジカメで撮影していた・・・。

 

僕も勿論撮ったが、観賞しながらふと思ったことがひとつあった。

 

それは、美術館や博物館で、展示品を観賞する時、って~ちょっと離れて全体を観賞する時と、そばによって、細かい筆致等を確認することがある・・・。

 

で、作品の傍に寄って観賞している時は、後ろで写真を撮ってる人にとっては、邪魔なこと、この上ね~やろ~・・・。

 

 

例えば、↑この画像ね・・・。

 

前で観賞しているおばさん達は、僕の撮影にとって、邪魔で邪魔で仕方ね~・・・。

 

しかし、本来は、このおばさん達の観賞モードこそ、正しいのだと思ふ・・・。

 

僕がどうしても、観賞者が映り込まない画像を撮ろうと思えば、人がいない時を待つしかね~のだ・・・それが、暗黙のルールやろ。

 

しかし、今後、写真撮影可の展示会が増えてくると、この問題は大きくなりそうなきがする・・・。

 

この日も、どこで知ったのか、中国人観光客と思しき観賞者が多かったけど、そいつらが写真撮影に邪魔だと、前に立っている観賞者にクレームをつける事態が、そのうち来るかも知れね~・・・。

 

そうなってきたら、芸術展での写真撮影の有り方が、また議論されるかも知れね~な~・・・。

 

ってなことを、思った・・・。

 

さて、今日もS社への出勤時間になったので、この辺りで、パソコンをシャットダウンします・・・では、ゴメン!

 

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