今朝は、きちんと走ってきた・・・d(^O^)b
予報によると、この先天気が安定しているので、雨の心配はなさそうだ・・・。
気温も上がりそうなので、春をまた一段と実感できるかも知れね~な~・・・d(^O^)b
故障してた、みゆきの足の具合もよさそうで、明日は試しに、ちょっとした遠足(とおあし)観察ランに行けそうだ・・・。
さて、先日「大人の事情」のハナシの続きである・・・。
基本↑の画像の映画のストーリーに沿って書いてるだけで、映画の紹介記事みて~な~もんやねd(^O^)b
大都会東京の、公衆トイレの掃除を仕事とするその男にも、週に一度の休日が訪れる・・・。
男の休日は、まず、近所のコインランドリーで、一週間溜めた洗濯モノを洗うことから始まる。
そして、仕事日の昼休みに撮り溜めた、フィルムカメラの現像をカメラ屋に持ち込む・・・。
同時に前の週に出しておいた、現像済写真を受け取る。
そのアト、馴染みの古本屋で、本を選び、一冊100円の古い文庫本を買う・・・。
店の女性店主は、本に造詣が深く、男の差し出す文庫本は、殆ど読んでるらしく、「この幸田文って~作家はね~・・・」と、寸評を添えて、その本を受け取る・・・。
その店主のハナシにも頷きながら、黙って聴いてるだけで、男の方から話を切り返すことはない・・・。
男は、買った本を大事に、ポケットにしまい、店を出る・・・。
休日の最後の愉しみは、街角の小さなスナックで、水割りを一杯やりながら、店のママとの短いハナシのやりとりと、興が乗ってくると、歌の上手いママがお気に入りの歌を歌ってくれる。
この日の歌は、日本語に翻訳された「朝日の当たる家」であった。
どうやら、男はこの訳ありな雰囲気のママ(石川さゆり)に、ほのぼのとした、温かい感情をいだいているようだ・・・。
こうして、男の休日は静かに終わり、また翌朝からの公共トイレ清掃の仕事に従事することになる・・・。
そんなある日、仕事を終えて、アパートに着くと、部屋の前で、若い女子がぽつんと立っている・・・。
男の顔を見るなり、その女の子は笑顔を見せながら、男に近づいてくる・・・。
「おじさんだ・・・。あはは。家出してきちゃった」
と、女の子は屈託のない笑顔で、男にハナシかける・・・。
男は、一瞬逡巡するが、「どうした?ママに内緒で出てきたのか」
と、笑顔で返事する・・・。
こうして、若い女の子と、その叔父である、男の共同生活が、小さなアパートの一室で始まる・・・。
女の子は、男の仕事に興味を持ち、仕事を手伝おうとする・・・。
そして、仕事のアトは銭湯にもついてきて、銭湯から一緒に出る・・・。
神社の境内で、いつもランチをしている若いOLや、銭湯の常連たちや、エキナカの立ち飲み屋の常連など、普段いつも一人の男を見てる顔なじみたちは、不思議そうな顔をして二人を見てる。
そんな、男にとって窮屈で不自由な暮らしが2~3日続いたアト、仕事を終えて、アパートの駐車場に戻ってくると、普段見慣れない高級車が停まっていた・・・。
運転手つきの高級車から、一人の身なりの整った女が降りてくる・・・。
「兄さん、ごめんなさいね。うちの子が突然押しかけて、迷惑かけて・・・」
と、まずは男に頭を下げる・・・。
「ははは、もうばれちゃったか。これでおじさんとの共同生活も終わりだね。めっちゃ楽しかったのに」
女の子は、いつもの屈託のない笑顔で、男に笑いかける。
実は、男の方から、姪の母親、つまり自分の妹であるが、電話連絡してたのであった・・・。
男の妹が、「兄さん、最近お父さんも、体が弱ってきて、以前とは違って、随分柔らかくなったわよ・・・」と話しかける。
男は、何とも言えない曖昧な表情で、妹の話を聞くが、うなずくだけで、何も言わない・・・。
妹は続けてこういう・・・「公衆トイレの清掃しているって、聴いたけど、ホント?」
その妹の問いに、男は、「あ~、そうだよ」と、笑顔で応える・・・。
男の姪っ子とその母親は、運転手付きの黒い高級車の乗り込み、男の元を去っていくのであった・・・。
このエピソードの中に、男の過去が、少しだけ見えてくる・・・。
しかし、詳細までは分からない、ただ、男が裕福な実家を飛び出し、親と対立して、今の暮らしを続けてることは推測できる。
時々、男の夢の風景が現れるのだが、画像がぼかされていて、何が起こっているのか、よくわからない・・・。
結局この男の過去は、この映画の中で明かされることは無い・・・。
これが「大人の事情」というもの、なのである・・・。
続く・・・。
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