昨夜は、せっかく夕方、映画館から記事をアップしたのに、手違いで記事を削除してしまった・・・(-_-;)
あんな付け焼刃な記事でも、「いいね」してくれた人が数人いたのだが、誠に申し訳ね~ことをした・・・すまんすまん・・・のであるm(__)m
改めて、昨夜の「暗闇の中の、背徳的で密かな愉しみ」はこれだった↓
前作の「マスカレードホテル」シリーズの第二弾であるが、勿論東野圭吾の原作で、僕も原作は読んだ・・・。
それほど印象に残ってないので、ストーリーは殆ど記憶してね~が、映像化すると、かなり印象は変わるもんだね~・・・。
一部、自称映画ツウらしき人達からは、「所詮キムタクのプロモーションビデオ」と酷評されているが、僕は全然そんな風には思わなかった。
むしろ、今年の最高傑作と思ってるファブル2と同レベルないしは、それ以上の傑作だと思ったぐらいだ・・・。
まず、主舞台の「マスカレードホテル(コルテシア東京)」の意味は「お客様が、マスクをつけて(別人となって)マスカレード(仮面舞踏会)を楽しむように日常を離れて楽しむ場所」って~意味のタイトルである・・・。
その上に、そのホテルで催される「仮面舞踏会」って~舞台設定であるから、本当の意味での「マスカレード」が舞台である・・・。
って~めっちゃ絵になる設定やから、とにかく画像がきれいなのである。
それに、役者として成長したキムタクの頑張りと、長澤まさみの演技の上手さが非常に作品を盛り立てて、ちょっと「こじゃれた」設定もあって、極上の娯楽作品に仕上がっている・・・って~感じかな~・・・「ツウ」ぶってゆ~とね(^_^;)。
確か、原作はも~ちょっと犯罪が複雑だったと思うのだが、集中して観れば、それほど難しくなく、無理な設定はあるが、分かり易いストーリーであり、飽きることもなかった・・・。
ただ、難点は、キムタクの「アルゼンチンタンゴ」の社交ダンスである・・・。
映画の始まりと、クライマックスの部分で、キムタクがアルゼンチンタンゴを踊るのだが、これがあるばかりに「キムタクのプロモーションビデオ」と酷評される原因になってるのだと思ふ・・・。
これがなければ、僕は上質の推理サスペンスになりえてたと思うのだが、その点は残念だったかも・・・(-_-;)
よかったのは、ラストシーンで、これはネタバレになるのだが、あえて暴露すると・・・。
今回の騒動での対応が評価され、長澤は、ロサンジェルスの系列ホテルに栄転出向になる。
その海外に向かって出発する長澤まさみに、キムタクが言う「ホテルのディナーを二名予約したいんだけど」
「お客様、日時は?」と長澤が聞き返す。
「君が帰ってくる日で、時間は君に任せる」
「それは無理です」
「え?ホテルマンに無理という言葉は禁句では」
「そうでした・・・」
めっちゃ、小粋な会話じゃね?・・・d(^O^)b
ところで、自称映画ツウのおっさん、って~もんは、頭からアイドルのことをけなす人が多い・・・。
僕はニノやキムタクは評価しているし、キムタクは前回の「マスカレードホテル」の時も、女王長澤まさみと対等に張り合っていたと思った。
最近観る作品は、ことごとく、僕の中ではヒットを連発しているので、嬉しい限りだが、そのうち、このブログで「本年度しゅ~る之助的映画ランキング」を発表して~と思ってる・・・。
この「マスカレードナイト」も、超お薦めの一本であることは間違いね~・・・d(^O^)b
さて、これまで、毎週月曜日が「暗闇の中の、背徳的で密かな愉しみ」の日だったのが、これから、お寺バイトが始まるので2カ月間の辛抱だと思っていた・・・。
でも、こういうゲリラ的に、時間の都合さえあえば、映画鑑賞が可能だと分かった・・・。
この先2ヶ月は連勤続きで、ゆとりがなくなるのであるが、人間って、小さな愉しみがあれば、けっこうそれで乗り越えていけるもんだと思う。
それが、映画鑑賞であったり、朝ランであったり、あるいはぐっすり眠ることであったりする。
そして、夕方の缶び~る1本さえ、その小さな愉しみのひとつになりえるのだと思ふ・・・。
ほんと、人間って~ものは健気な生きもんだと思ふのである・・・d(^O^)b
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