「まともに観てない映画」を勝手に語るな!・・・的な(^_^;) | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

しゅ~る之助の新々観察ラン日記

「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

今朝は、雨が止んだら走りに行こうと思ってたが、坐禅が終わっても雨が降り続いていて、結局休足となった・・・(-_-;)

 

今月の月間目標達成がかかっていただけに、ちょっと残念だったが、雨の中を走るほどのモチベーションの高さもね~ので、大人しく雨に「サレンダー(お手上げ)」することにした・・・(^_^;)

 

この「サレンダー」って~言葉、スピ系マスターの阿部敏郎と雲黒斎(黒澤一樹)のコンビが共著「阿雲の呼吸 降参のススメ」で使い始めた言葉で、業界では有名な言葉なのだ・・・。

 

 

意味は、「起きることは起きるべくして起きてる、それも一秒も違わずに。だから抵抗せずに、その流れに身を任すと楽になる」って~ほどの意味かな~・・・d(^O^)b

 

さて、日曜日はエレベーターリニューアル工事が終わって、マンション住民への「感謝祭パーティー」もなく、階段暮らしが終わり、元のエレベーター暮らしに戻ったわけである。

 

しかし、僕はその日、別に外に出る用事もなかったので、エレベーターを使たのは、昨日の昼、みゆきと買い物に行く時がリニューアル後初だった・・・。

 

残念ながら、期待に反して箱自体は変わってなかったので、多分ワイヤーと電気設備関係の交換だけだったのだろう・・・。

 

しかし、乗り心地はかなりよくなって、心持ちスピードも速くなったような感じだった・・・d(^O^)b

 

これで、マンション住民全員、元の暮らしに戻ったわけだが、双子の赤ちゃんのいる夫婦もいるのに、いろいろ大変やったやろうと推測するのである。

 

土曜日の朝ラン帰りに、階段を上っていたら、一階上を速足で上がっていく若い男性がいたが、僕もその後を追った・・・。

 

何階までその調子で上れるんやろ~と思っていたが、僕が10階に着いた時、さらにその上に上がる足音が同じテンポで聞こえていた・・・。

 

さすがに若い男の子は元気やな~・・・と思ったが、同時に自分の足の衰えも認識させられた・・・。

 

やっぱ、朝ランの時だけでも、階段トレーニングをすべきかも・・・と思った。

 

あ、↑の画像は先日の次女からの父の日プレゼンの名店のラーメンセットの画像ね・・・他の使える画像がなかったので・・・(^_^;)

 

さて、話はさらに替わって、昨日観ていたDVDの「おらおらでひといぐも」って~作品について・・・。

 

「おらおらでひとりいぐも」って~言葉は宮沢賢治の詩「永訣の朝」の一節だそうだ・・・。

 

「永訣の朝」と言えば、中学か高校の国語で習ったが、宮沢賢治の妹が病いで亡くなったときの、賢治の心の悲しみを詠んだ慟哭の詩(うた)として有名である。

 

最愛の妹を失い、賢治が「これからは、自分一人で人生を生きていくぞ」って~決意を表明した東北弁だと言われているらしい・・・。

 

そのタイトルのこの作品、実はうたた寝しながら観ていたので、内容はあまり分からなかったので、レビューを書く資格などない・・・のである。

 

が、あえてこのブログで取り上げたかったのは、あるシーンが非常に印象深かったからである・・・。

 

あらすじを簡単に説明すると・・・。

 

好きな人(東出昌大)と結婚し、子供を育て、老後を迎えたのだが、夫を亡くし、独りぼっちになった主人公桃子さん(田中裕子)が、一人で生きていく決意をするまでの一年間を描いた内容である・・・。

 

って~か、これで合ってるよな・・・(-_-;)うたた寝しながら観たにしてはよく分かってんじゃね~か・・・ははは(^_^;)

 

その印象的なシーンとは、桃子さんが、意を決して夫の墓参りを兼ねてハイキングに出るのだが、山間の道を歩いている時のシーンである・・・。

 

桃子さんの後ろを、大勢の人が歩いているのだが、それは若いころの桃子さんだったり、死んだ母親だったりするのである・・・。

 

要は桃子さんの人生に関わってきた人が、桃子さんの後ろをぞろぞろと歩いていくのである・・・。

 

それも陽気に踊ったり歌ったりしながら・・・。

 

そして、桃子さんの背中を押すのは、桃子さんの心の声である「寂しがり屋」の三人の男たち(宮藤官九郎 濱田岳 青木崇高)なのである・・・。

 

 

このシーンで、桃子さんが「おらおらでひとりいぐも」の心境に、やっと到達したこを表現していると思うのだが、観てて「そうそう、人生って~こんな感じやね」と思わず納得してしまうイメージなのである。

 

実はさらに言うと、これって一人の「女の人生」にとどまらず、実は太古から連綿と続く「命」って~ものの有り様と表現しているのかも・・・と思わせるシーンがあるのだが・・・。

 

まさか「うたた寝状態で観ていた」人間が、そこまで語るのもちょっと気恥ずかしいので、止めておく・・・(-_-;)

 

よって「語る」為に、一度この映画の原作本(若竹千佐子著)を読んでから、おもしろければ、さらにもう一度DVDをレンタルしてみよ~かと思っている・・・(^_^;)