昨日、京都祇園祭の前祭が終わって、いよいよ今日から後祭の準備が始まる・・・。
って~ことは、来週水曜日の後祭山鉾巡行まで、残り1週間を切った、って~ことになるな~・・・。
今年の3月頃、所属してる「NPO法人都草」から「北観音山」の曳き手の募集連絡があり、応募したら、さっさと決まってしまった・・・。
確かに、以前からもしご縁が合ったら、祇園祭に参加してみて~とは思っていたから、渡りに船のようなものだった・・・。
しか~し、どっちかって~と、みゆきの方が熱心で「なんで、女はだめなん!」って~ぶつぶつ怒っていた・・・。
で、随分先のハナシやな~・・って~思っていたら、瞬く間にアト一週間、ってところまで来てしまった・・・。
実に、時の過ぎるのは早い・・・。
一応、参加の為の、諸注意や準備のお知らせは受けたが、本番前に顔合わせがあるようで、前々日のそれに参加しなくてはならね~・・・ちょっとめんどくせ~が仕方ね~・・・(-_-;)
思い起こせば、何年か前、大船鉾が再建されて、アト祭が復興した翌年に、やはり都草の縁で、大船鉾の「ちまき」売りを担当したことがあった。
あの時は、面白いよ~にちまきが売れ、めっちゃ楽しかった・・・。
今回も体力には自信があるので、本番は大丈夫やと思ふが、やはり当日になってみね~と何があるかわからね~し・・・。
とりあえず、無事に当日を迎えられるように、気をつけて暮らそうと思ふ・・・^^;
さて、昨日S社からの帰りに、近所の下京図書館に寄って「予約本」を受け取って帰った・・・。
その本とはこれである・・・。
先日映画館で観た「90歳、何がめでたい」の原作者佐藤愛子さんの、エッセイである。
本当は映画の原作にもなった「90歳、何がめでたい」を借りたかったのだが、予約待ちが多く、随分先になりそうなのでね・・・。
原作本を読もうと思った、って~ことは、映画自体が面白かった、って~ことだと思ふが、確かにその通り映画「90歳、何がめでたい」は面白かった・・・。
主演の草笛光子さん自身も90歳らしく、なんとなく佐藤愛子さんに雰囲気が似ていて「佐藤愛子の日常」を観ているような気分だった・・・。
共演の唐沢寿明も、いい味出してて、嫁に逃げられるダメな中年男の悲哀がよく出てた・・・。
ハナシは、断筆宣言をして隠居生活を愉しもうとした佐藤愛子に、編集者(唐沢寿明)から新作エッセイのハナシが持ち込まれる・・・。
最初は断っていたものの、編集者の熱意と、実はうすうす感じていた隠居暮らしの退屈さに、一念発起し、エッセイ「90歳、何がめでたい」を書き上げる・・・。
人間は何歳になっても、刺激を受け、笑ったり泣いたり怒ったりしてこそ、人間らしい暮らしを送れるのだ、って~実にありきたりのテーマだと思ふが・・・。
それが「ふむふむ、全くそうだよな~」って~、深く納得させるだけの内容と名演技があったからこそ、しらけずに最後まで観られたのだろう・・・。
軽く笑えるシーンもけっこうあるし、ちょっとほろっとするエピソードもあったりで、決して中だるみすることなく、愉しく観賞できた・・・。
DVD化あるいは、ネット配信されたら、是非観られることをお薦めする・・・。
たまには、こういう気楽に愉しむ映画も必要だよな~・・・。
さて、ここでひとつ告白しておくことがある・・・。
実は先日宮崎駿のジブリ作品「君たちはどう生きるか」をDVDで再見した・・・。
映画館で観た後のこのブログでは随分酷評したと思うのだが、今回再見してみて、その事を反省した・・・。
実は、めっちゃ面白かったのだ・・・。
何故、ここまで評価が変わったのか、それについての詳細は、また別の機会に書きたいと思うが、あの時の一連の批評記事の中で、こんなことを書いていた・・・。
「てな感じでね・・・「君たちはどう生きるか」って~問われる「世界観」もそれほど悪くね~とは思ふが・・・。
おっさんになると「それでも、生きたいのか!」って~問われる世界のが方がよっぽど切実なんだぜ・・・皆の衆!」
ある意味、世代によって、あの作品の受け止め方は変わるのかもしれね~が、それとは関係なしに「君たちは・・・」は、その壮大な世界観が、文句なしに面白かった・・・。
って~ことで、まさか僕のレビューを読んで「観賞を止めた」って~人もいね~と思ふが、この場を借りて、とりあえず「謝罪」致します。
あさはかな記事で、あの作品を酷評したことを、心よりお詫び申し上げます・・・・<m(__)m>
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