47才で会社をやめた直後のハナシ〜自由になって感じた事とやってきたお金の不安〜 | 「好き」を仕事に!47歳で脱サラ起業した元エンジニアのブログ

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エポキシレジンアートに魅せられ仕事にしてしまいました。
個人で好きなことで勝負できる時代、挑戦する人を応援します。

会社をやめる前のハナシもいろいろありますが、具体的に16年勤めた会社をやめたときのことを書きます。

 

まずは感じた事ですね。

 

写真は退職した頃に撮った浜名湖の写真、心境もこんな感じで、空がめっちゃ高く広く、人は自由なのだ、ということを心から実感した事を良く憶えています。

 

とにかくその日に何をしようが誰からも何も言われない、自分の予定は全て自分で決められる、好きな時に好きなところに行ける、というのは何と素晴らしいことか・・・

 

というのは基本的に今も変わっていないので、本当に良かったと思っています。

 

とはいえ、ずっと感傷に浸っていられるほど現実は甘くなく、次にやってきたのは不安、それもズバリ「お金の不安」です。

 

自由と引き換えに失ったもの、給料日、つまり病気をしても仕事がうまくいかなくても、毎月決まった日にお金が振り込まれる、というものです。

 

マーケティングや自己啓発系のセミナーや教材・本など、自己投資にかなりお金を使ったこともあって、退職時の貯金は100万円ほど(もうちょっと貯金しておけよ、というハナシではありますが)、そして16年勤めた会社の退職金が100万円(これはちょっと想定外でしたが(笑)、まあ中小企業なんてこんなもんか、とあきらめました)、つまり手持ちの200万円が無くなる前になんとか収入の目処をつけなければ、という状況ですね。

 

これは正直かなりしびれました(笑)

 

日々の生活費に住宅ローンもあるし、更に上の娘が私立高校に入学したタイミングだったので、かなりの勢いでお金が減っていき、あーこれは思ったより早く結果出さないと・・・という気持ちになって結構焦りましたね。

何しろその時点ではやりたいことはたくさんあったものの、確実に収入になるアテなど何もなかったので。

 

ほんの数ヶ月前のハナシですが。

 

でもここで、やっぱり助けになったのは自分自身の心の状態、それを作ったのは自己投資、それまでに学んだ事です。

学んだ事はまた詳しく書きますが、お金の不安を乗り越えた大切な言葉を2つ、ここで紹介します。

 

ひとつめは、

 

一切唯心造

 

禅の言葉ですが、世の中の全ての事は自分の心が作っている、ということ。

 

仏教、禅については結構本を読んでいて、他にもいろいろ学んだ事がありますが、この言葉は心の持ち方についての師匠である川端知義さんも大切にしている言葉です。

 

つまり、まだ見ぬ未来への不安も、人間関係も、目の前の景色も全て自分が作り出している現実だということ。

 

なんだかスピリチュアルな話に聞こえるかも知れませんが、ワタクシ根っからの理系、エンジニアなので、論理的に証明・納得できないことはまったく信じません。

 

言い方を変えると、人はみな自分が思った通りの人生を歩んでいる、ということ。

お金が無い、と思っている人はずっとお金がないし、稼ぐ方法はいくらでもある、と思ってる人は簡単に稼ぐ訳です。

人生思ったとおりにならない、と思っている人は思ったとおりにならない現実ばかりを見て悲観している。

 

これに気づくだけで人生変えられるし、このことを詳しく書いた本はいくらでもあるので、シンプルな現実だと思っています。

この辺の本はかなり読みました。

オススメです。

 

あと、自分で会いに行って、いろんな人の話を聞いていたのも助けになりましたね。

貯金残高が数百円や数千円になったひと、何もかも失い公園の駐車場で車で寝泊まりしていた人、でもみんなそこから抜け出して幸せになっている姿を見せてくれています。

これらはみんな直接知っている人で、今でも連絡すれば話を聞かせてくれる5人の方々。みんな今めっちゃ稼いでます。

 

ここでポイントは、「直接会って」話を聞いたということだと思います。

実感が違うし、アドバイスももらえる。

自分もできると信じ切る事ができれば道は開けるし、自分には無理だ、と思えばそのとおりになる。

 

これが「一切唯心造」の私の解釈です。

 

今でもふとお金の不安がよぎることはありますが、お金って使わないと入ってこないんですね。

これも稼いでいる人がみんな口を揃えて言っていること。

 

「自分のお金は使ったら減る」と思っているうちは稼げないよ。

お金は世の中に無限にあって流れているもの。

出す流れを絞れば入ってくる流れも細くなる。

もったいない、と思って払うのではなく、お幸せに、と思って払う。

(流れているお金が誰かの約にたつ訳だから)

お金は入り口よりも出口が大事。

 

これも全部直接会った人、しかも年収で数千万から数億稼いでいる人から聞いた言葉です。表現は違えど本質はみんな同じ事を言っていると思いました。

 

あと、投資・消費・浪費の違いとか、意識していることは他にもありますけどね。

 

 

 

そしてふたつめの言葉、前述した心の師匠、川端知義さんからの教え。

 

手放せば入ってくる

 

これはもうホントにその通り、もっと早く手放せばよかった(笑)。

順番が大事で、手放す前に入ってくるのを待っていても絶対に入ってこない。

 

これも全然スピリチュアルな話ではなくて、例えば、何かチャンスがきた時に何か抱えているとそれを掴むことができない、というとわかりやすいかな。

 

実は退職した時、前職の実績もあったのでいくつか具体的なオファーを頂いていたんですね。

それを受ければ収入は安定するのでお金の不安は減ります。

正直かなり心が揺れましたが、でも本当に自分がやりたいことでは無いと思ったので、「食うための仕事」は全て丁重にお断りしました。

 

ビビりながら(笑)

 

でも師匠の言葉を信じて。

 

スケジュールは真っ白ですね。

 

そしたら、ある日電話が来たんです。

 

「8月26日に打合せしたいけど那覇に来れるか?」

 

ちなみに沖縄で仕事をする、というのは決めていた事でちゃんとノートに書いて予祝していました。何のアテもなかったけど。

 

もちろんスケジュール確認するまでもなく即答しましたよ。

「行きます!」って。

 

だって予定何も無いから(笑)。

 

それでこれが那覇に行った時の写真。

隣にいるのは小野伸二さんです(^^)

 

食うための仕事を何か入れてたら、たぶん即答ではなく、「予定確認するのでちょっと待ってください」って言ってたと思います。

結果的に行けても、即答した場合と印象全然違いますよね。

 

手放せば入ってくるってつまりこういう事。

 

ということで、お金の不安、というものに負けて自分の道を見失うことはありませんでした。

 

今のところ、まだ貯金も残っているので、大金持ちですね(笑)。

だって私が会った尊敬する方々は貯金残高が数百円とか数千円とかになった人たちだから。

 

会いに行って話を聞くってホントに大事。

素直に「あなたの経験を教えてほしいんです」って言って、断られたは事ありません。

 

そして会いに行って必要なことは

 

「聞き方」

 

これ、コミュニケーションをとる時には話し方よりはるかに大事。

またこれもどこかで書きますが、聞き方の勉強してきて良かった。

 

もし私の話聞きたい人いたら喜んでお話しします。

 

そんな感じでお金の不安を解消して、具体的に何をしていったかはまた次に。

 

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