名古屋私立小学校受験 知育-推理・思考対策4 | 名古屋 小学校 お受験ナビ

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こんにちは。

今日は、推理・思考対策の4回目として、④「話の順番」を扱います。

下の絵を見て下さい。

問題としては、
「5つの絵が並んでいます。これを順番に並べたとき、最初の絵に〇、3番目の絵に△、最後の絵に□を付けましょう。」
という問題になります。

これは時系列に並べるもので、
●食事のシーン
●片づけのシーン
●かけっこなどの競争、ゲーム
●生き物の成長(カエルの変態など)
といったものがよく出題されます。どれも「もとには戻らない」ということがわかれば、順番に並べることができます。

生き物の成長などは、常識問題との組み合わせでもありますので、図鑑などで昆虫、カエルなど、成長の中で大きな変化をするものは押さえておきましょう。

ただ、順番に並べること自体は、慣れれ比較的簡単にできる問題になり、どちらかというと、つける印がわからなくなってしまうお子さんが多く、「問題の聞き取り、指示行動」の出来、不出来によって差が出てしまう問題かと思います。

数字がかけるお子さんは、最初に数字で順番を付けてから、印をかいたほうが間違いにくくなるかもしれません。この辺はお子さんの様子を見ながら、アドバイスして下さい。

この問題も「聞き取り、指示行動」の訓練として、同じ問題でも、言い回しを変えたり、印を変えたり、様々な変化を付けて練習しておくことをオススメします。

普段から絵本の読み聞かせなどをやっていると、自分でお話をつくるような感覚で、たのしくできる問題になると思います。絵本の読み聞かせも継続して行っていきましょう。