【真冬のぼっちマニアックキャンプ2024】day01_6 | 果てない空と追いかけっこ

果てない空と追いかけっこ

果てない空を追いかけてて、自由気ままに自ら地図を広げる。
日本は捨てたもんじゃない。自慢できる日本を発見するフーテンの旅。
世界を語るより、まずは日本を語ろう。自分の目できちんと確かめて。

 

 闇は深くなり、焚き火が爆ぜる音だけが響く。焚き火の温かさが心地いい。独り占めの時間とこの空間。おでんと地酒の熱燗を嗜む。空は、おぼろ月夜。大自然の中で、ひとりぽつねんとこうやって空を眺めて飲むお酒は格別である。


 

 地酒のワンカップを3本空いたところで、自宅から持ってきていたペットボトルに入れたウイスキーをちびり、ちびり。カラダがカッと温まる。

 気付けば、午後11時半をまわっていた。ウイスキーもほぼ飲んだし、もうそろそろ寝ようではないか。と、用を足してからブルーシートテントに入ろうとしたら、足がよろけた!そのまま、テントに突っ込んでしまった…。

 イヤな予感…。それは、やはり的中したのでありました。ブルーシートテントを支える三角錐で組んだ竹の一本が、ポキリと逝ってしまったのだ…。うわあ、せっかく作り上げたのに、半壊ではないか…。

 でもまあまあと、あとは寝るだけだからと、スススとテントの中に潜り込んだ。やはり、酒のチカラは気を雄大にするね。寝袋を敷いて寝たのでありました。おやすみなさい。

 

 

 真夜中に、何度もちょいちょい寒くて起きた。そんな時は、焚き火が消えているのだ。積み重なった灰の奥はまだ火が燻っているので、火は生きている。その上に焚き木を多めに乗せ、風を送り焚き火を復活させた。そして、また寝袋に入る。

 次に目が覚めたときには、スマホのアラームにより起こされた。すでに、午前7時半であった。ぐっすり眠れたね。