ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア (ジェイコム) | ミミのブログ

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見た。

 

Knockin' on Heaven's Door
監督 トーマス・ヤーン
脚本 トーマス・ヤーン/ティル・シュヴァイガー
出演 ティル・シュヴァイガー/ヤン・ヨーゼフ・リーファース/ティエリー・ファン・ヴェルフェーケ/モーリッツ・ブライブトロイ/フープ・スターペル/レオナルド・ランジンク/ラルフ・ヘアフォート/コーネリア・フロベス/ルトガー・ハウアー/クリスティアーネ・パウル
1997年
ドイツ
90分

死期の迫った2人の男が海を目指して旅する姿を描き、本国ドイツで大ヒットを記録したロードムービー。医師から余命宣告を受け、末期病棟の同室に入院させられたマーチンとルディ。死ぬ前に海を見ようと病院を抜け出した彼らは、駐車場のベンツを盗んで人生最後の旅に出る。しかしその車はギャングのもので、中には大金が積まれていた。怖いものなしの彼らは道中で犯罪を繰り返し、ギャングのみならず警察からも追われる身となってしまう。後にハリウッドでも活躍するティル・シュワイガーが主人公の1人マーチンを演じ、監督のトーマス・ヤーンとともに脚本も手がけた。「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーがギャングのボス役で出演。日本では2009年に長瀬智也主演で「ヘブンズ・ドア」のタイトルでリメイクされた。(映画.comより)

 

いい話だ・・・ではなく、カッコいい話だ。

 

しかし、タランティーノ愛にあふれてる感じ。

オープニングのカフェ、トゥルー・ロマンスって名前。

タランティーノが脚本の「トゥルー・ロマンス」( 1994年)を、すぐに思い出す。

同時に、いろんなことが起こってる展開は、まさに「トゥルー・ロマンス」そのものだ。

 

で、ギャングたちの服装。

黒いスーツに白いシャツ、黒っぽいネクタイ。

おーい、「レザボア・ドッグス」かよ!ってなる。w

 

とはいえ、シリアスなテーマなのに、笑えるシーン満載。

もうすぐ死ぬってのに、あはあは笑う場合じゃないのにね。

 

音楽の使いかたも、タランティーノふうだし、銃撃戦はフランス風かな。

パトカー、メチャメチャに撃たれ、破壊される。

 

時代は、ドイツ・マルクで、懐かしい。

知り合いのドイツ人に、

「第二次大戦ときは、同盟組んだねえ。似た感じの国なのかなあ」つったら、

「全然ちげーよ」

と言われた。あはは

こういう系では、「次は、イタリア抜きで行こう」という落ちもあるが。www

 

アラブ系の男がギャングで、ドイツ語が間違ってると、いちいち相棒に訂正されるのも、おかしい。

 

ラスト、ルトガー・ハウアー(昔の「ブレード・ランナー」のレプリカントのひと)の小粋なはからいで、いいエンディングだ。

 

ついでに、エンドロールのあとの1シーン(モノクロ)も笑えるわ。

 

また、何回でも観よう。^^