グッド・ライ いちばん優しい嘘 (レンタル) | ミミのブログ

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見た。

The Good Lie
監督 フィリップ・ファラルドー
出演 リース・ウィザースプーン/アーノルド・オーチェン/ゲール・ドゥエイニー/コリー・ストール/エマニュエル・ジャル
2014年
アメリカ
110分

「ぼくたちのムッシュ・ラザール」でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたフィリップ・ファラルドー監督作品。1983年アフリカ大陸のスーダンで内戦が始まり、両親や家を奪われた10万人以上の子どもたち。10数年後、「ロストボーイズ」と呼ばれた彼らを全米各地へ移住させるという実際におこなわれた計画を元にしたヒューマンストーリー。スーダンから到着した難民マメールと2人の仲間を空港まで迎えに行くキャリー。カンザスシティーの職業紹介所で働く彼女に与えられた任務は彼らの就職の斡旋だった。電話を見るのも初めて、マクドナルドもピザも知らない彼らに最初はイラつくキャリーだったが、彼らの成長を見守る中、次第に友情が芽生え、彼女の生き方さえも変わっていく。主演のキャリーに「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」で、アカデミー主演女優賞を受賞したリース・ウィザースプーン。(映画.comより)

いい話だなー。

いちばん心に残るのは、この「嘘」のことじゃなくて、現実のスーダンの話なんだけど。

そりゃあ、報道なんかで知ってるような気がするけど、こういうふうに映画にしてもらうと、実感できる。

最初はアフリカの村で暮らしてて、子供たちだけになり、何百キロも歩いて逃げるのも凄い。
それが成長して、青年になるまで難民キャンプで暮らすけど。
そこで、いちおう「普通の」生活になるが、今度はアメリカ移住だ。

実は演じている俳優が、最初からなんか垢抜けてるんで、アメリカ行ってもなじめそうな感じはしちゃうけどね。w

新しい生活ってのも、極端に違いすぎるから、現実には途方もないかも。

自分としては、今の文化的?wな生活があたりまえだし、これでいいような気もするけど、自然のなかで生きていると、違う知恵が育つんで、彼らは頭いいし、真面目だなと反省する。

スーパーで期限切れ食品を捨ててるときの、この難民青年の気持ち。
スーパーを批判する気もないし、期限切れ食品を捨てるのを批判する気もないが。
やっぱり、いろんなものを大切にするのが当然で、そうやって生きていきたいという気分になる。

ただ、こういう難民を生み出した戦争とか、難民受け入れを阻害するテロということを考えると、人間て、何やっとんじゃ、と怒りもわく。
世界のことをもっと知りたくなる、いい映画でしたー。