龍三と七人の子分たち  (レンタル) | ミミのブログ

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見た。

監督: 北野武
脚本: 北野武
出演: 藤竜也/近藤正臣/中尾彬/品川徹/樋浦勉/伊藤幸純/吉澤健/小野寺昭/安田顕/矢島健一/下條アトム/勝村政信/萬田久子/ビートたけし
2014年
111分

「アウトレイジ」「アウトレイジ ビヨンド」の北野武監督が、新興犯罪組織の横暴を阻止すべく立ち上がった元ヤクザの老人たちの活躍を描くドタバタ任侠コメディ。出演は藤竜也、近藤正臣、中尾彬ほか。70歳になる高橋龍三は、かつては“鬼の龍三”と呼ばれて誰もが恐れた元ヤクザ。しかし引退した今は、息子家族のもとで肩身の狭い思いをしていた。そんなある日、オレオレ詐欺に引っかかった龍三。元暴走族の西が若い連中を束ねて“京浜連合”を名乗り、詐欺や悪徳商法で荒稼ぎしていると知っては、もはや黙ってはいられない。そこで龍三は、それぞれにわびしい老後を送る昔の仲間7人を呼び集め、“一龍会”を結成して京浜連合成敗に立ち上がるのだったが…。(allcinemaより)

これは面白い。
全編、涙がでるほど笑える。
映画館で見なくてよかったのは、あまりのおかしさに、ぎゃあぎゃあ騒音になりそうだから。

肝心なのは、「やくざが好き」ではなく、「やくざ映画が好き」ということ。
昔もともかく、最近はとくに、仁侠映画に惚れ込んでるんで、こういうのは楽しい。

それと、言葉のひとつひとつに漫才的なキレがあっていい。
アクションも、北野らしいコメディ・スタイルがある。コケかたとか、倒れかたとか。

公開されたときは、評判わるかったようだが、なんでだろ。


「ミッドナイト・ガイズ」のように、洋ものなら評価されるのだろうか。
アメリカ人ならいいけど、日本人じゃイヤ!なのかな。www


すべて時代遅れで徹底してて、それを肯定的にとらえている前向きさがいい。
まあ、そのわりには現代の問題もおさえてるし。

振込め詐欺?への対応で、こういうのは、ドン引きされるだろうなー。
この映画を参考にして、いろいろ楽しめそうだ。

他のひとがなんと言おうと、それは関係ない。
私は、最高に楽しめました。映画って、そんなもんだと思う。