見た。
Mad Max: Fury Road
監督 ジョージ・ミラー
出演 トム・ハーディ/シャーリーズ・セロン/ニコラス・ホルト/ヒュー・キース＝バーン/ゾーイ・クラビッツ
2015年
アメリカ
120分
荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」（1979）のシリーズ第4作。85年の「マッドマックス サンダードーム」以来30年ぶりの新作となり、過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに「ダー界クナイト ライジング」「インセプション」のトム・ハーディが演じた。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始する。フュリオサ役でシャーリーズ・セロンが共演し、監督・脚本は過去3作同様にジョージ・ミラーが担当。(映画.comより)
なんかなー。
あんまり面白くない。
カーチェイスとかがいいみたいだが。
この荒廃した、ほこりっぽさが、なんかイヤかも。ｗ
ていうか、崩壊した世界で、武器や車があるっていうとこに違和感を感じて。。。
だいたい地球滅亡的な映画の最大の矛盾は、なぜか「モノ」があるってことで。
水や石油のことは、いちおう触れてはいるが、それも、きちんとした生産体制がないと、きちんとした流通システムがないと、「ない」わけで。
まあ、漫画だと思えばそれでよしとはいえ、基本的な経済問題をまったく無視するとこに、こういう終末映画の最大のトホホ感があるなあ。
殺し合いしてる場合じゃないのよね。
だから、「資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界」の想定の甘さに、なんかひっかかって、どうしても楽しめない。
モノが豊かで、なんでも手に入れられる、そういう立場から、ひとごととして見れば楽しめるのかなあ。
地球上ではいま、そういうひとばっかじゃないんで、べつに世界の崩壊を仮想しなくてもいいんじゃ？
なんか、どーでもいい映画でした。