キャライベついでの観光。今回は、秋田県仙北郡美郷町のラベンダーまつりに行く前日に、秋田県の角館に立ち寄りました。
秋田新幹線で角館駅へ。在来線の「田沢湖線」と共用のローカル色溢れる駅舎でした。
駅前ロータリーのすぐ横に、古い蔵を再利用した観光案内所。梁には、建築当時の棟札がそのまま残っています。
ここで、観光マップをいただいて、おススメスポットを教えてもらいました。
まずは、武家屋敷通りに向けて出発です。
角館は桜でも有名な町ですが、今は枝垂桜の木も新緑が鮮やかで、爽やかでした。
通りの両側には、新緑に囲まれた古いお屋敷や蔵が並んでいます。個人のお宅も有れば、営業している店舗も有ります。
もうすぐお昼の時間。ちょうどお腹も空いていたので、下調べして狙っていたお店「桜の里」へ。
比内地鶏の親子丼と稲庭うどんのセットに、みそきりたんぽを追加。小鉢にいぶりがっこが付いていて、秋田名物オールスターを堪能しました。メチャ美味い!
食後は、武家屋敷通りをさらに奥へ散策。無料で見学できる「岩崎家」に寄りました。
お屋敷の敷地も、新緑が鮮やかでした。
武家屋敷通りをさらに進みます。レトロな赤い丸ポストが歴史を感じる町並みに溶け込んでいました。
次に立ち寄ったのは、有料で見学できる「青柳家」。可憐な花が出迎えてくれました。
ここは、屋内に上がって、色々な部屋を回ったり、貴重な展示物を見学する事ができます。
昔の手作りガラスは、向こうの景色がゆらゆら歪んで見えます。今では貴重なレトロガラス。
土間、洗面台、下駄、什器等、当時の生活が想像できます。
東北地方で魔除けとして飾られる猿の頭蓋骨を過ぎて、
甲冑や薙刀等の武具が展示されている部屋を巡ります。
刀のレプリカが置いてあって、重さを体験できました。持つだけならグッと構えられますが、これを振り回すのはスタミナが要りますね。兜を被る体験も有りました。
いったん外に出て、順路に従って移動。途中の庭に可憐な花が咲いていました。
次の建物は、秋田郷土館。昔の生活が偲ばれる展示でした。
2階に上がると、解体新書の翻訳や腑分けの記録(写真は載せませんが、貴重な写真や資料でした)や、古い蓄音機やレコードが展示されていました。
さらに、順路を辿って、新緑と木漏れ日が涼しい庭に点在する建物を巡ります。
農機具、生活用品、焼き物、火消しのポンプ、蓄音機や時計、祭の山車等、貴重な品々が展示されていました。
順路の最後は、主の居室でしょうか。
落ち着いたシンプルな和室の床の間から、訪れた人を静かに見送ってくれる甲冑姿に一礼して、お屋敷を後にしました。
後半は、次の投稿に続きます。