驫木駅 1979年 | 昭和ローカル列車のブログ

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昭和後期の時代に日本各地を鉄道で旅行をして撮影した、昔のフィルムカメラで撮った写真をデジタル化してお見せしています。
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驫木駅 昭和54年08月
国鉄五能線

昭和ローカル列車のブログ-驫木駅

北国の荒々しい日本海を見ながら走る五能線は、昔から旅行者に人気がありました。けれども主要都市から遠く、距離も長く、本数も少ないので、実際に乗りに行くのは簡単ではなく、この時も夏休みにもかかわらず、旅行者はあまり見かけず、地元の乗客がほとんどだった記憶があります。昼下がりの弘前行き普通1735列車は、ディーゼル機関車に牽かれた旧型の客車4輌の編成で、その中の最後尾は荷物車でした。当時の時刻表によれば、五能線の全線を走破する列車は5往復ありますが、客車列車は1往復だけです。その他、東能代寄り、川部寄りのそれぞれにも客車の区間列車がありました。私は友達と旅行中で、その列車をここで降り、北金ヶ沢で交換してやってくる反対列車が着くまでの間をここで過ごしましたが、何をしていたのか覚えていません。このような素晴らしい海の景色はありますが、それ以外に特に見るものはありません。ですが25分間ですから、退屈はせず、こんな写真を撮っているうちにあっという間に時間は過ぎてしまったのだと思います。

Todoroki Station of JNR Gonō Line, Aomori Pref.
This photo was taken in August, 1979.
Gonō Line is one of the most popular scenic railway lines in Japan by tourists, with consecutive Sea of Japan ocean view in remote area, far from large cities. Todoroki is one of the small unstaffed stations at shoreline, with just a few houses around the station.