交通心理士の鈴木先生が、「教習指導員が交通心理士を勉強して思ったこと。パート2)を更新いたしました。

 

 

交通心理士の専用ブログを設けていますので、SHOWAのBLOGではあまり紹介をしていませんが、「うん。うん。」と共感したり、良い記事だな~と思ったブログはリブログをさせて頂いています。

 

 

 

 

ぜひ、ご覧ください。

 

 


 

 

 

 

 

 

私も、交通心理学の勉強を通して、少しだけ物事の見方が変わった事があります。

 
それは、「尺度」 というものです。
 
 
この尺度を、組織づくりに当てはめてみると。
 
 
 
人によって考え方や物事を見る角度が違うという事は当然ありますよね?
仮に同じ方向を見つめていたとしても、尺度(判断・評価などの基準。)に差があるという経験はないでしょうか?
 
 
 
(この問題は、共感できるけど、そこまで こだわることかなぁ。。。)
 
(うん!うん!分かるよ! でも、その分かる気持ち、君は10でも、僕は3ぐらいかなぁ。。。)
 
 
 
これは、まさしく目の前の事象を大きく見積もったり、小さく見積もったり。。。
 
 
 
尺度の違いからではないでしょうか?
 
 
 
意見が反対同士なら分かりやすいですが。。。
 
時として、同じ方向を見つめていたつもりが、意外とうまくいかない場合があるのは、相手と自分との間で、見積もる尺度に差があるからかな?とも感じます。
 
 
 
 
ですから、鈴木先生のBLOGにもあったように、「自分の考えが正しいかを疑うこと」は、大切なことだと思いますし、だからこそ、コミュニケーションを沢山とって、「決めつけないで話してみる。」という事で、相手と自分の尺度の差がどれぐらいなのかを理解しようとする事は、とても大切なことだと思います。
 
 
 
また、
このぐらいは、トップダウンでスパッと決めてみたら?という場面が沢山あります。。。しかし、事象によっては、あえて決めるスピードを遅くする時があります。
 
 
 
それは、決めるのは簡単ですが、尺度に差があると、たとえ決めたとしても、決めた物事の進むスピードに差が出てくるからです。
 
 
 
 
私自身が、よく社員に意見を求めるのは、この尺度がどれぐらいなのかを測るためです。
 
 
 
さらに最近は、動機づけを大切にするようになりました。
(内発的・外発的・原因帰属・自己効力による動機づけかなど。教育の場合は内発的動機づけを高めることが有効。)
 
 
この動機づけに対する尺度が大きいと、多少決めたり・物事を進めるスピードが遅いと感じることでも、実は、全体最適から見つめてみると、そんなに変わらない。。。むしろ、仲間同士の絆が深まっている!個人の成長スピードに差が出ている。
 
そんな場面を多く見てきました。
 
 
 
 
物事を合理的に考え、スパスパ決める事も時として重要かもしれませんが、物事を時間をかけて、じっくりと見つめたり、繰り返し取り組んでみることで身についた事というのは、ここ一番で重要な役割を発揮すると信じています。
 
 
 
 
ついつい、話が逸れてしまいましたが(笑)。
 
 
 
物事は、うまくいくより、いかない事の方が多い気がします。
 
それでも、日々、色々な事を勉強・経験させて頂いている事に感謝しながら、地に足をつけた経営をしていきたいと思います。