心配なエジプト情勢 | 昭和大学消化器・一般外科のブログ

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昭和大学消化器・一般外科の若手医師のつぶやきのブログです。
研修医の先生、学生さんへ。入局をお待ちしています。

お久しぶりです。





最近は研究会やら教室行事などに教室員が日々追われて、大学に滞在する教室員は多忙で充実した生活を送っている状況です。


今回は、視点を変えてエジプト情勢について焦点を当ててみましたしょぼん





このブログで僕が最も連載していた時期の内容はエジプト旅行についてでした。その旅行中に計420枚以上の写真と動画を撮影していました。さらに公靖との写真を合わせると合計600枚にもなっていました。しかしながら、二人とも写真のセンスは微妙らしく、芸術的な写真は全くありませんが、、、ガーン





そんな楽しく、充実した海外での発表を含めて、政府関係の方たちともお知り合いになった旅行のあとの現在のエジプトを見ると非常に心配ですしょぼん。知り合いになった方たちは大丈夫かな~とか、考古学博物館は前回の旅行の1年前に行ったな~、たくさんのミイラやツタンカーメンも見たなと思いだされます。




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(写真はエジプト考古学博物館の写真です。中はカメラ禁止で預けているので、写真がありません)




そんな文化遺産が壊されたり、一度ぶらっと立ち寄った大きなショッピングモールは壊されて燃やされたという話もあった時には悲しくなっておりましたしょぼん。現在はかなりの大きさのデモだけで略奪等は行われていないようなのですが。


一概にはそんな情勢について語ることは出来ず、日本人にとっては分からないような複雑な事情もあるかと思います。でも、血が流されるような状態にはならないことをただ祈るばかりです。


4月からはハイサム君がエジプトから我々の教室に留学に来ることになっていますが、実際に来れるのだろうか?という心配もあります。今日のニュースでは医師・弁護士まで白衣を着てデモに参加している状況が写っていました。




比較して感じるということは非常に失礼なのかもしれませんが、そのような海外に行って感じることは、日本は裕福であることを痛感します。そして、自分の中では日々生活している中で些細な事にでも幸せ、感謝を忘れてはいけないと思わされます。


楽しく働けること、食事を食べておいしいと感じること(もともとまずいと感じることがあまり無いのですが)、幸せは自分の中でのものさしが決めるのだなとも考えさせられました。




我々教室員の幸せとは、もちろん最高の技術を持つ教授を中心に教室が一丸となって昭和大学が日本一の病院になること。日本一とは、患者さんがその技術・患者さんへの接し方に満足して頂けるような患者さん本位の医療であると理解し、みんながその理想に向かっている、そんな現在が本当に幸せなんですね。




すみません、エジプト情勢から私的な考えになってしまい教室のブログから外れてきました。教授、青木講師、公靖と行った思い出が日々のニュースで昨日の事のように思い出され、感情的になってしまいました。




前回の写真を、そんな感情の中見なおしていて発見した写真が、現在のデモの中心地のタハリール広場でした。その際は車に乗っていて、何の気なしに写真を撮っていたのですが。




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上の写真で右端に博物館も写っています。






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説明も何もなかったのですが、なんの気なしに広いところがあったからウトウトしながら、撮っていたように思います。これが、タハリール広場と先ほど気づきました。




下の写真は、ナイル川をみんなでホテルの中から見ていて、『すごいよね。このナイル川は、ゆっくりと流れているけど、このカイロやエジプトの非常に長い歴史を全て見てきたんだよ。そのナイル川が見てきた歴史を早送りで見てみたいよね』と話している時に公靖が撮ってくれたナイル川です。




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下は前回の旅行の1年前に初めてエジプトに行った際のホテルのレストランからのナイル川です。


僕の横の方はアメリカ留学時代からの知り合いの先生で現在自治医大で教授をされているアランレフォー教授です。




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はやく、情勢が安定してもとの美しい国に戻りますように。




大塚耕司