食道内視鏡外科講習会 | 昭和大学消化器・一般外科のブログ

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昭和大学消化器・一般外科の若手医師のつぶやきのブログです。
研修医の先生、学生さんへ。入局をお待ちしています。

先日、食道内視鏡外科講習会が福島県郡山市、須賀川市で行われました。

この講習会は、日本内視鏡外科学会、日本食道学会の公認のもので、今回は村上教授がコーディネーター、司会として開催されました。
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参加者は大学病院、市立病院などさまざまで、すでに開胸手術は多くやられている先生でこれから本格的に鏡視下手術を導入したいと考えている方や、すでに導入している先生などでした。

 昭和からは、大塚先生、五藤先生と3人で参加しました。


 講義は腹臥位が2題、側臥位が1題で、村上教授が側臥位の講義を担当されました。


 個人的には他施設のビデオを学会発表以外でゆっくり見るのは初めてでした。



 講義はそれぞれの利点、欠点についてが中心でした。

 合併症無く患者さんが治るような手術であればどちらがいいというのはないと教授もおっしゃっておりました。

 昭和としてはチーム医療で行っているので、側臥位を中心としてやっていますが、今後は腹臥位も増えるのか・・・とも勝手に思いながら聞いていました。あくまで個人的な感想です。



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 講義が終わったのは21時半を過ぎていました。

 このあと、飲みに行くかどうかの話が出ましたが、翌日の実習に響いては仕方ないので、今回はスーパー銭湯温泉に行きました。

 電気風呂・・・ ビリビリきました。とくに体が温まったあとは特にビリビリしますショック!。 


 その後は部屋に戻って軽く飲むことになりました。コンビニでおでんを買って。やっぱりおでんはセブン・・・・ですねにひひ


 部屋飲みということで、リラックスした気分から、なぜかみんなすぐにバスローブへ。

 五藤先生は、気づいたらなんだかどこかのプロレスラーみたいになっていました。


 教授が戻られたのが12時半ごろで、食べて飲んで話して・・・気づいたら2時半。 本日はここで解散。



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 翌日は、8時集合でラボへ。

 ブタの実習です。


 ブタの場合、胸腔鏡をやる場合は皮剥ぎをしなくてはなりません。 皮下脂肪は厚く、結構大変でした。

 その代わりではないですが、ヒレ肉の場所が良くわかりましたにひひ


 今回、実際の方法でのVATS-E、LDGを教えて頂きました。

 腹腔鏡と比べても視野の狭さや鉗子操作が非常に難しく、終わった後のストレスはかなりきつかったです・・・

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  この手技をいつも教授や大塚先生、五藤先生がやられているのを見ていますが、かなり自然体でやられているのが、さすがです!!と思いました。しかも、2時間半とか3時間とかで終わってしまうなんて・・・  凄さを改めて感じさせられました。


 今回の経験から、まずは早く臨床現場でかかわりたいなとより強く思いました。


 この度は、連れて行っていただきありがとうございました。


                                山下 剛史