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SHOUTER

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退屈すぎて腐りそうな日を


積み重ねるのがいやだった。


同じ場所にいることなんて


到底できないのだった。


いつもの場所が

嫌いなわけではなかった


そこを離れるときは

どうしようもない痛みがおそった


だけど 留まれなかった

そして 戻らなかった


帰りたい場所を見つけたら


安心して


また出かけていく


わたしは帰ることなどないのだった


港に安心して出かけていく船は


嵐にあって沈没するのだろうか


それとも港で 役目を終えることができるのだろうか



港のないわたしは


ただひとり漂う


黒っぽく揺れる海


塩まみれの風


誰にも気づかれないように


振り返り


涙を隠しながら
水商売で必要な3つのこと。



情に篤いこと


非情になれること


自分を大事にしないこと



あたし


もう 全部


あてはまってない。
立ち止まった君は


どこへも行かないなどと約束してくれるわけでもなく


すぐに立ち直り 次の場所へ向かう


君の匂いはもうわすれた


ただ 君といたことだけだ。


金髪でぐれてた頃のわたしと


日に焼けて 真っ黒だった君が


そのうち出会うって誰が知っていたのか


わたしの体は同じ場所にいることができず


あらゆる場所を転々とし


君の心は同じ場所にいることができず


あらゆる場所をめぐり


わたしの体と君の心が


そのうちまた会う日


君といたことをすっかり忘れて


新しいわたしを


君のなかに見つけるだろう。