源氏物語・落葉姫の名の元となった里の神社-葛野郡・式内社-(岩戸落葉神社) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続き(5月3日のこと)です
国道162号線を走っていて、ちょっと気になる神社があったので寄ってみました
京北からだと、長〜いトンネルを抜けたとこの村になります
トンネル抜けて、たぶん1つ目の信号を左折すると鳥居がみえます
橋の手前にちょっと広いとこがあったので、そちらにちょっと停めて行ってみました

橋から見て上流

下流
この川は清滝川でした
これが神護寺とかまで続いていくようですひらめき

岩戸落葉神社
住所・京都市北区小野岩戸170
旧社格・旧村社
岩戸社  延喜式神名帳の山城国葛野郡の式内社・

天津石門別稚姫神社に比定される神社

落葉社  延喜式神名帳の山城国葛野郡の式内社・堕川神社に比定される神社
御祭神・天御衣織女稚姫神、弥都波能売神、瀬織津比咩神
駐車場・近くには見当たりませんでした😅

社号標

神額
なんと東郷平八郎の文字のようですあんぐり
東郷平八郎のこういうのたまに見掛けるんですよね😄
舞鶴でも見たことがあったと思いますもんひらめき

駒札
岩戸落葉神社 
  御祭神として、天御衣織女稚姫神、弥都波能売神、瀬織津比咩神の三神を祀る。
 落葉姫命を御祭神とする御霊社(本殿右)を摂社とする。 
  当神社の創建年代は不詳乍ら平安時代前期には巳に祀られており、岩戸社は元の天津石門別稚姫神社、落葉社は元の堕川神社で共に延喜式内社であったが、元和年間に岩戶社が火災に遭い、落葉社に合祀 され岩戶落葉神社となった。
 この地、小野郷は清滝川の上流に位置し、平安京遷都に当たっては主要な調木地の一つに選ばれ、寛仁の御世には賀茂別雷神社の神領となり、次いで天領(天皇家の御領)となった。因に、源氏物語のモデルとなった落葉姫の名はこの里を閑居の地 とされた事に依る。
京都市
(原文のまま)
本殿の所に由緒書きがあったので頂いてきました
こちらに落葉姫のことが書かれていました
御霊社に祀られている落葉姫は、朱雀天皇(930〜946)の皇女二の宮で、堕川神社のほとりの丘の麓(岡ノ本)に住み余生を送られたとあります

拝殿

左側に手水鉢

本殿を挟むように摂社・末社

苔がいい感じで生えている♪( *´艸`)


日下部五右衛門翁彰功碑
誰だか調べるもヒットせず😖

本殿(左)と摂社の御霊社(右)
この裏に露岩があったということでしたが、見逃してました悲しい

狛犬



本殿

御霊社

こちらは見ての通り、

ご覧のように大きな4本の銀杏があるらしく、秋には落葉の絨毯で覆われるらしいです
一部の人には有名みたいですひらめき
その時期の様子も見てみたいものです😊

この日のこと続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ