火伏せの鬼子母神がいる「不焼寺」と呼ばれるお寺(本隆寺) | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続き(4月13日のこと)です
雨宝院の次に行ったのはこちら
本隆寺
住所・京都市上京区智恵光院通五辻上ル紋屋町
通称・不焼寺
御本尊・十界曼荼羅
札所・京都八本山巡り
駐車場・無料のがあり
智恵光院通りを下がった道沿いにあります
以前、近くまで来たことはありましたが、工事されてたので躊躇して伺ってませんでした😅

駒札
 本隆寺 
   法華宗真門流(しんもんりゅう)の総本山で、正しくは慧光無量山本妙興隆寺(えこうむりょうざんほんみょうこうりゅうじ)という。法華宗京都八本山の一つである。 

  開山は中山大納言親通卿(ちかみちきょう)の子・日真(にっしん)で、後に、後柏原天皇により日蓮聖人の正当な流れであることを証する大和尚(だいかじょう)の称号が下賜された。当寺は、長享2年(1488)に四条大宮に創建されたが、四代日映(にちえい)のとき、天文法乱により焼失し、天文11年(1542)に現在地に再建された。十代日遵(にちじゅん)のとき、京都御所の炎上により類焼し、明暦3年(1657)に名匠坂上作左衛門(さかのうえさくさえもん)が再建した。 

  享保15年(1730)と天明8年(1788)の二度の大火では、西陣一帯が焼野原となったが、当寺の本堂と祖師堂は、奉祀している鬼子母神の霊験によって焼失を免れ、それ以降、「不焼寺(やけずのてら)」と呼ばれるようになった。

  三千三百坪の境内には、西陣五井の一つの名井「千代野井」や、松葉を枕の下に敷くと、子どもの夜泣きがやむといわれる「夜泣止の松」 がある。本堂、祖師堂、客殿、番神堂、鐘楼、 経蔵、宝蔵、南門、塔頭八ヶ院等の諸堂を有し、 宝物として、日蓮上人真筆大曼陀羅、法華玄論、十六羅漢絵像、名器三管、法華経七万字版木等を蔵している。 

    京都市
(原文のまま)

法華宗真門流 総本山本隆寺
 沿革 
 当山は慧光山本隆寺といい、長享2年(1488)4月28日、開祖常不軽院日真大和尚が京都四条大宮西に堂宇を建立し、『慧光無量山本妙興隆寺』と公称したに始まる。天文5年(1536)に起こった『天文の法乱』 によって堂宇を失い、泉州堺に避難し留まること六年、 天文11年(1542)の春、旧跡は幕府の収るところとなり、現在地に再建。この間、京都洛中を焼け尽くした承応3年(1654)の大火による類焼によって堂宇悉く焼失。時の住職第十世日遵上人は十二年の歳月を経て明暦3年(1657)堂宇を再建。
  その後、享保15年(1730)、天明8年(1788)の 二度にわたる洛中を焼け尽くす大火に見舞われたが、 当山に祀る鬼子母神の加護により奇跡的に難を免れ今日に至っている。爾来、当山の鬼子母神は『火伏せの鬼子母神」と称され信仰を集めている。この歴史的 背景をもつ本堂・祖師堂の文化的価値は高く昭和61年(1986)に京都府文化財に指定された。
 年中行事 
1月 元日から8日まで  国祷会(法華八講)
2月 3日                          節分会法要
        16日                       日蓮聖人御降誕会
3月                                   彼岸会法要
4月 11・12・13日       開山忌法要

                                          法華経千部会法要

6月 16日                         お千度法要
8月 16日                         お盆会施餓鬼法要
9月                                      彼岸会法要
10月 12・13日               日蓮聖人ご命日法要
歳末                                       除夜の鐘
   毎月10日夜7時・法華経講座
   甲子の日午後2時・大黒天祈願法要
(原文のまま)

東門
こちらが智恵光院通りに面しています指差し

駐車場への案内もありました
駐車場は南門から入ったとこですが、この時は工事車両が多く、置きにくそうでした😅

境内案内図

東門を裏から
祖師堂を修繕されているようで、この鉄板もそのため敷いてあるようでした😌

参道進んだとこに、立派な桜



手前に手水舎



もう1本

その反対側にあるのが本堂(重文)

正面から

十六本山の中では最も古く、本堂と祖師堂が横並びで配置されている京都の法華宗・日蓮諸宗寺院の現存例は少ないものなんだそうです指差し

その本堂の横を進むと本坊があり、そちらで御首題を頂くことが出来ましたニコニコ
その本坊手前にあるのが立派なカエデ

解説
京都市指定 
 保存樹 
 タカオカエデ 
 平成18年3月指定 
 かえで科 
 Acer palmatum 
 落葉高木 
 名木の多い境内において、タカオカエデは本堂の北東側で伸びやかに枝を拡げています。夏の青葉は涼しげな緑陰をもた らし、秋の紅葉の美しさは 多くの人を魅了します。
 36 上京区 タカオカエデ
(原文のまま)




その先のこちらの会館風の建物が本坊です
玄関入って、左手に受付があるので、申し出ると書いてくれます😊

玄関手前に手水鉢

ツツジも咲いてましたが
タケノコも出ていました🤣

本堂の横の祖師堂は絶賛工事中だったのでスルー
その先に番神堂がありました

本堂から見て、南門側に鐘楼

アップで

その前(横?)に石碑


南門(裏側)は立派な門でしたあんぐり

彫刻



南門を外(五辻通り側)から

正面から

こちらで頂いた御首題(500円)です

頂いてませんが、このような御首題もありました


由緒書き

こんな冊子もあったので頂いてきました
中には祖師堂の内部のことが紹介されてましたニコニコ

この日のことあと少し続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ