前回からの続きです
令和3年4月3日のことです
この日最後に行ったのは、式内社の神社です
如城寺を後にして、府道408号線(郷ノ口室河原線)で国道9号線を目指します
すると八木町にある雪印メグミルク京都工場近くの、ちょっと脇道へ入ったとこに目指した神社があります
荒井神社
住所・京都府南丹市八木町美里荒井1
社格 式内社(比定社) 旧村社
延喜式神名帳の丹波国船井郡の式内社・島物部神社に比定される神社
御祭神 荒魂神(あらみたまのかみ)
御利益 子宝・安産・子育て・一族・子孫繁栄
駐車場なし
ネットで少し調べていると
この辺りを志麻郷と言っていたことから島物部神社と比定されているということです
御祭神が宇摩志麻遅命とする説もあるそうです
「大日本史」に延喜17(917)年に丹波国郡司として3人の物部氏が来任していると書かれているそうで、物部氏祖神の宇摩志麻遅命が祀られているという説はそれがあるからのようです
上記の部分と、御利益はネットで調べてのことなので参考程度に留めてください🙇
解説
南丹市指定文化財
昭和60年3月30日指定
荒井神社本殿
当社の創建年代は明らかでないが、「日本三代実録」の元慶6(882)年10月9日の条に荒井神社の名が記されている。現本殿については、永正16(1519)年9月8日桧皮屋根葺替時の寄付者名を書いた板礼があることと、明治8(1875)年の「寺社取調帳」に、「永録9年10月吉日造作」の板札が一枚あると記されているこたから、室町時代後期の建立と考えられる。
本殿は、桧皮葺の一間社流造で、身舎は円柱、向拝は面取角柱である。柱は長押と頭貫で固められ、柱上には実肘木付出三斗が組まれる。軒は二重繁垂木で妻飾りは豕扠首である。明暦3(1657)年の修理では、屋根葺替とともに軒より上の部分も補修されたが、当初の垂木が背面に一部転用されるなど、当初材がよく残る。向拝の木鼻の彫刻は地方色が濃く、実肘木や板蟇股の意匠や構造は、室町時代末期の丹波地方の神社建築を知る上で重要である。
(原文のまま)
本殿と拝殿
これでこの日の散策はお仕舞いです(..)
次回は久しぶりに温泉友達のおっちゃんとドライブしたときのことになります
では、またぁ~(* ̄∇ ̄)ノ