今回も丹波市市島町のことになります
県道282号線を奥へ向かいます
そこにあるのが折杉神社(おりすぎじんじゃ)
旧社格 村社
御祭神 伊弉諾命 伊弉册命
合祀神社 9社
駐車場あり
由緒

折杉神社(おりすぎじんんじゃ)
御祭神 伊弉諾命 伊弉册命(社格 旧村社)
合祀神社 明治43(1910)年
三宮神社(豊岩間戸命、大日孁命、櫛磐間戸命)
若宮神社(少名彦命)、 八幡神社(誉田別命)、八坂神社(須佐之男命)、愛宕神社(加具土命)、稲荷神社(稲倉魂命)、山口神社(大物主命)、荒神社(奥津彦命、奥津姫命)
祭儀 2月3日 節分祭 管試祭【粥占い(丹波市民俗無形文化財)】
10月体育の日 例祭
御由来 正和5(1316)年創立、明治6(1873)年村社に列せらる。
正和の初頭、1人の猟師、此の地に来たところ、二、三間四方に雪積もらず、鳥獣も見当たらぬのに犬、此のところを教えて頻り尾を振り頭を上げて動かず、猟師不審に思い、ここに神慮あるべし、この杉の枝がついたなら神をお迎えして崇め申し上げようと祈誓をして杉の枝を挿したところ、不思議や間もなく芽を出し成長したという故事によって折杉大明神と申して勧請したということである。
この猟師を後世、聖道華と尊称したとのことである。
古儀旧慣 節分祭当日、管試すなわち筒粥祭を斎行。境内一区画に注連縄を張り篝火をたき、粥汁を煮、米と共に鍋中にいれた13本の竹管に入り込んだ粥粒の多少によって穀類その他農作物の豊凶を占う。また、樫の木の駒(一寸五分方位の大きさ)12個を篝火の上に並べ燃やし其の残った灰色の明暗によって、その年内の晴雨天候を伺った。いずれも霊験著しく、近隣に名を馳せた神事として今に伝わっている。
(原文のまま)
手水舎
前にも書いたように、この辺りは小さな神社もことごとく行ったので由緒も分からないとこが多いです😅
ちなみに、この奥へ行くと大杉ダムになります
そしてこの大杉ダムは桜の時期にお勧めとなります→春の大杉ダム
今回の選り抜き言葉
事を成功させるには、もっと利害打算に眼がきき、心術の陽性な者が大将になる必要がある
(幕末P415より 司馬遼太郎著)
これは現代でも上に立つ(特に社長とかには当てはまる言葉かもしれません

丹波市のこと続きます
では、またぁ〜(* ̄∇ ̄)ノ