日本テレビの『セクシー田中さん・殺人事件』
装置が設置してある家庭を探し出し、札束で横っ面を叩いて視聴率を買った下衆で卑怯者の日本テレビの関係者に知り合いはひとりもいないが、
また、また、また、日本テレビで不祥事。今度は、ドラマ化したマンガ原作者を自殺に追い込んだらしい。
ネットニュースに拠ると、
日本テレビの連続ドラマ「セクシー田中さん」(2023年)の原作者で人気漫画家の芦原妃名子さんが令和6年1月29日に逝去した。50歳だった。自死と見られている。原作の持ち味を崩さぬようにすることが同作品のドラマ化を許す条件だったが、そうならなかったことが発端らしい。
原作を変えられぬ権利
芦原妃名子さんの死の背景には原作者の権利である「著作者人格権」の軽視があると見る。日本のドラマ界独特の悪しき風潮であり、権利意識が強い欧米では考えられない。
著作者人格権は著作権法で認められているもので、その第20条第1項に「著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないものとする。」とある。これを「同一性保持権」と称する。
原作者が承諾しない限り、作品の内容は改変できないのである。だが、現実には原作者がその権利を主張すると、ドラマ制作者側から「あの作家はうるさい」「ドラマづくりというものを知らない」といった勝手な声が上がりやすい。だから原作者とドラマ制作者の間ではトラブルが絶えない。
芦原さんのX(旧Twitter、当該ポストはすでに削除)によると、芦原さんは「セクシー田中さん」は未完であり、結末を定めていないことから、ドラマ化に当たっては「必ず漫画に忠実に」という条件を出した。
また、原作にないドラマの終盤については「(自分が)あらすじからセリフまで(用意する)」ことも前提とした。さらに「場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある」との約束事もあった。
日テレ側の調査は不可欠
しかし、実際には「毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていた」という。「漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう」と、嘆いた。
さらに「私が『セクシー田中さん』という作品の核として大切に描いたシーンは、大幅にカットや削除され、まともに描かれておらず、その理由を伺っても、納得のいくお返事はいただけない」と不満を述べていた。
もし、これらが事実であるなら、日本テレビ側は芦原さんの著作者人格権を侵害していた疑いがある。誠実でもなかった。そうでなくても、娯楽に過ぎぬドラマで人が亡くなるという深刻な事態を招いてしまったのだから、日テレは遺族のためにも事の次第を詳らかにする必要がある。
また、これからのドラマ界で同じ悲劇が繰り返されぬためにも調査は不可欠だ。日テレはこの問題を重く受け止めなくてはならない。
一方で感情論になるのも避けなくてはならない。著作権法にある著作者人格権の同一性保持権などが守られていたかどうかを法律論に基づいて検証するべきだ。
結局、日本テレビが殺したんじゃないのか?人殺し企業の日本テレビ。