§11-151 朝日杯FS ◎アルマワイオリ(14番人気2着)▲2100円 | 男の勝負伝説

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能力差の大きい2歳戦なので、おそらく人気サイドが強いと読むのが普通だろう。

でも、そこに逆らってみる。


例年に比べると混戦だし、かつ不良馬場、しかも初の阪神開催の朝日杯FS。

馬場が渋った阪神コース、パワー・馬力の決着になると読んでみた。


まず目についたのが、大外のメイショウマサカゼだ。

この馬はダート経験があるので渋った馬場は歓迎の口だろう。
ダートと芝、両方経験しているのはこの馬だけだ。

しかも、この馬、1頭だけ500キロを超えている。パワー満載だろう。

そして芝戦では1200mの持ち時計が、
福島2歳の勝ち馬ペイシャオブローとほぼ同じ(0秒1差)。
福島2歳Sはレコード決着だったから2歳戦としては速い部類になる。

だが馬場差を考慮するとメイショウマサカゼの時計のほうが上だ。

ということは、スピード能力と馬力二つの武器だけで
押し切ってしまう可能性も秘めているということになる。

まずはこいつが候補。


しかし他を見てみると、もっといい馬がいる。

京王杯を逃げ切ったセカンドテーブル。こいつの時計も千4ではかなり速い。
ナヴィオンが勝ったききょうSより速い勝ち時計だ。

セカンドテーブルは長くいい脚を使えるという意味ではメイショウマサカゼと同じだ。

この馬の持ち味を活かすならば戸崎圭太はハナを主張するだろう。

母父サンデーサイレンスだからもしバテ比べになった場合の底力もあるとみる。


だがそんな単純に行った行ったの決着になるか?


デイリー杯4着のアルマワイオリはどうだろう。

この馬はスローでかかりながらも最後の直線でコノヤロー!と差し返そうとする勝負根性を見せた。

たいした馬だ。

あんな負け戦で4着に粘るとは。

1~3着馬には瞬発力の差で負けただけだ。

根性で言えばこの馬が一等賞だった。

アッシュゴールドやナヴィオン相手に一歩も引かなかったのだ。
デイリー杯の時計はスローで参考外ながら、レース自体のレベルは相当高い。

アッシュやナヴィの瞬発力が削がれる馬場になったら、アルマワイオリが勝ってもおかしくない。

アルマワイオリよりも内目の枠に入っている馬は、コスモナインボールくらいしかいない。
コスモナインボールはぶっちゃけレベルの低いレースしか経験していない弱みがある。

アルマワイオリは札幌2歳が0秒4差、デイリー杯が0秒5差に粘っている。
粘っているというよりも、最後まで諦めずに踏ん張っていると言ったほうが実感が強いか。
このレベルの高い2戦を使ったことで上積みが大きそうじゃないか。


だから消耗戦の持久力戦になる前提ならば、
最後の最後で逃げる2頭を差し切ってしまうんじゃないだろうか。
G1ペースになればなるほど、この馬の勝負根性が生きそうだ。


◎ ⑥アルマワイオリ(14)
○ ⑦セカンドテーブル(11)
▲ ⑱メイショウマサカゼ(17)


メイショウマサカゼは距離に対応できるかがカギなので、
もしバテてしまった場合を考えるとそこまで当てにならない。

馬単本線で馬券を組もう。

そして3連単は3着が全く想像がつかなく、
メイショウマサカゼ以外の馬で来るとしても人気サイドかどうか全く不透明。

とんでもない馬が来る可能性も考慮しておこう。

3連単 ◎→○→▲ 1点@100円
3連単 ◎→○→全 16点@100円
馬単 ○→◎ 1点@100円
単勝 ◎ 1点@300円



≫結果

◎ ⑥アルマワイオリ(14)⇒2着
○ ⑦セカンドテーブル(11)⇒14着
▲ ⑱メイショウマサカゼ(17)⇒17着

3連単 →○→▲ 1点@100円⇒0円
3連単 →○→ 16点@100円⇒0円
馬単 ○→ 1点@100円⇒0円
単勝  1点@300円⇒0円

アルマワイオリ君は頑張ってくれたんだが…他がう●こだった。