【オーシャンＳ・解の公式 2014】
・パワーと瞬発力を兼備するタイプを狙う。
オーシャンＳといえばダッシャーゴーゴー。
ダッシャーゴーゴーはサクラバクシンオー産駒。
ダッシャーはオーシャンＳで二度馬券対象になっている。
洋芝の札幌戦キーンランドＣが２着、
そしてダートのＪＢＣスプリントでも馬券になっているように
時計のかかるレースに強い。
実際過去のオーシャンＳを見てみると速いときで1.08秒台半ば、
遅いときで1.09秒台と重賞の1200ｍ戦ではかなり時計のかかる決着になる。
スギノエンデバーは時計勝負に強いタイプだが、
１分８秒台の決着になった去年の高松宮記念で1.08.5で走っている。
だから単なる快速馬ではない。
坂超えのコースでも実績があるのでパワーもあるタイプのバクシンオー産駒だ。
これはダッシャーゴーゴーと共通する特徴だ。
となると、去年の宮記念くらいのパフォーマンスが発揮できれば十分勝てる力はある。
問題は展開と調子なわけだが、
まず展開はハクサンムーンがいるのでテンが速くなるのは当然。
去年もハクサンムーンが飛ばしていって
前で残ったのはパワーのあるサクラゴスペルだけ。
３着にアガリ最速のツルマルレオンが突っ込んできたのが象徴的なレースだった。
逃げ馬が勢ぞろいしているので、総崩れの危険がある前で軸を構成するのはやや危険。
となるとスギノエンデバーの出番となる可能性が高い。
1200ｍ戦のアガリの速さだけで抽出すると、
鞍馬Ｓ（２着）を32.7で上がったことがある杉ちゃんが最有力と見ていいだろう。
アフォード、アースソニック、ハノハノも瞬発力はあるが、
瞬発力だけなら杉ちゃんのほうが上。
調教では坂路でかなり猛時計を出している。
最終追い切りは軽めだったが、３月２日の時計がメイチだった。
３月２日 51.5-37.3-24.5-12.5 LAP：14.2-12.8-12.0-12.5
この51秒台の時計、ラスト３ハロン12秒台３連発なら調子はいいだろう。
そして杉ちゃんは６戦連続で本命にした馬だ。
それも宮記念もスプリンターズも本命だった。
ここで買わないわけにいかない。ポテンシャルが高いのは間違いないのだ！
100万年前から千２の別定戦では本命視しようしようと思っていた。
京阪杯はコネ永の無気力騎乗で勝ちをとりこぼしているのだから
ちょっと人気落としてる辺りは狙い目だろう。
相手はリアルインパクト。なぜこいつか。
まず、半兄のアイルラヴァゲインがこのレースを勝っていること。
この馬は折合いに難があって人気を落としていた
ダービー馬のディープブリランテと同じにおいがする。
Ｇ１を勝っているから当然ポテンシャルが高い。
折合いだけが鍵で、距離短縮はプラス。手の内に入れている戸崎圭太が鞍上。
戸崎と堀厩舎のコンビは単勝・複勝回収値ともに100を超えていること。
そして初の1200ｍということで１番人気にはならないだろうという点も良い。
どう考えてもハクサンムーンの一本被りだからおいしいだろう。
リアルインパクトは前がオーバーペースになれば控えることも出来るのが強みだ。
そしてビンボッチャマ中舘との新コンビで
一発がありそうなアフォード。
去年５着でラピスラズリ１着なら時計のかかる中山は合うはず。
やや重のラピスラズリは時計のかかる馬場で
アースソニック、ツインクルスター、ハノハノなど
先行勢が全滅したレースだった。
バクシンオー産駒でこいつにもダッシャーゴーゴー風味を感じる。
人気のレオンビスティーよりもこっちのほうが魅力がある。
さらに、オーシャンＳ実績＆宮記念５着のあるレッドスパーダの巻返し、
ダートから芝替わりのスノードラゴンが人気の盲点。
そして前が全滅になればプリンセスメモリーの直線一気があり得る。
ハクサンムーンはもう手の内がバレバレだし、
今回行く馬がかなり多く単騎は見込めない。
ハイペースに飲込まれてドボンって展開がぼんやりとだが見えてくるだろ。
もっと軽い馬場ならスピードに任せて単騎に持っていけるが、
馬場に脚を取られてスタミナのロスがあると直線でバテる危険がある。
いっそハクサンムーンは軽視でいい。
◎ ⑧スギノエンデバー
○ ⑪リアルインパクト↑
▲ ⑨アフォード↑
△ ⑥⑮⑯
３連単・３連複 ◎→○→全 14点@100円・14点@100円
３連単・３連複 ◎→印→印 10点@100円・20点@100円
計 5800円
≫結果
◎ ⑧スギノエンデバー（７） ⇒６着
○ ⑪リアルインパクト（２） ⇒８着
▲ ⑨アフォード（６） ⇒５着
リアルインパクトは出遅れが響いたようだ。
せっかくハクサンムーンが飛んでくれてるのに中々読み通りにならないなあ。
スギノエンデバーも吉田豊は手が合わないかも。
スマートオリオンはアリとは思っていたが、
人気し過ぎの嫌いがあり連下から外した。