【3連1点#26】佐賀記念◎エーシンモアオバー5着 | 男の勝負伝説

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【佐賀記念・解の公式 2014】
・芝ダート兼用馬を狙え!


中国産の砂を使っているという点に着目してみよう。
このレースの傾向と言えるかまだ判らないが、芝も走るタイプがいいのだ。

傾向を探るには人気薄での過去の好走実績を見ればいい。

【2013年】
3着キングスエンブレム ウォーエンブレム産駒

【2012年】
1着ピイラニハイウェイ シルバーデピュティ産駒
3着アイネルアワグラス ブライアンズタイム産駒

【2011年】
3着セレスハント コロナドズクエスト産駒

【2010年】
1着ラッシュストリート マーベラスサンデー産駒


過去4年でこれだけ芝っぽい馬が人気以上の好走をしているのは、
適性が合うからじゃないか。
コロナドズクエスト産駒のセレスハントは芝っぽくないが芝デビューの馬だ。


砂質が芝適性を要求するのかもしれない。
もちろん、バリバリのダート馬クーリンガーの好走実績もあるから絶対ではないだろう。
だが今後のためにも効果を確かめてみたい。これで決め打ちして絞り込もう。



まずは血統をチェックしてみよう。

1 ソリタリーキング キングカメハメハ産駒
2 エーシンモアオバー マンハッタンカフェ産駒
3 ホクセツサンデー スパイキュール産駒
4 ナムラタイタン サウスヴィグラス産駒
5 メイホウホップ エイシンサンディ産駒
6 プルプル マーベラスサンデー産駒
7 デュナメス キングカメハメハ産駒
8 ランフォルセ シンボリクリスエス産駒
9 フリートストリート Street Sense産駒
10 マイウエイ ジャングルポケット産駒
11 オオエライジン キングヘイロー産駒
12 トウホクビジン スマートボーイ産駒


ナムラタイタン、フリートストリートがバリバリのダート血統なのが気になる。
(Street Senseはミスタープロスペクター系)
他は芝でも通用しそうな血統。
走る馬の気持ちを考える必要がある。コースに適性があるかどうか。
例え追えるジョッキーでも走る馬の気持ちがないと鞍上と喧嘩になる。
作戦からするとこの2頭は割り引くか。

オオエライジン
内弁慶すぎる。連勝中だがアウェイは【2-0-0-4】。
前走も一杯いっぱいの競馬でやっとこアウトジェネラルを完封したが、
今回は楽じゃないし、過去に佐賀記念で人気を裏切った過去もある。
勢いだけなら金星が考えられなくもないが、
少なくとも2000mで相手強化、楽ではないはずだ。
相手強化で燃えるタイプでもないのは実績が示している。

ソリタリーキング
中央でペースがあがると投げ出すのが最近のパターン。
今回はペースが緩むの必至なので好走が期待できる。
ただ逃げ馬を捉えることができるか一点にかかるが、
鞍上は福永。甘くなりそうなのが気掛かり。
そして勝ち切るイメージは左回りのコースって感じ。
マーキュリーCを見た印象からだが。
馬任せの福永で勝ち切れるほど楽じゃないだろう。
着拾いだけは上手なのでそこは評価してやろう。

エーシンモアオバー
前走の凡走は武の逃げ馬にやられただけ。
今回同型不在で一人旅が可能。
今年はホッコータルマエもいないので、この馬の良さが最大限に発揮されそう。
有力馬の中ではこいつだけ前走と同斤。
去年はタルマエより2キロ重い馬斤量での2着だった。
それに前走は太めでの出走だった。
今回内の偶数枠を引いたことでスムーズにスタートが切れるだろう。
熱心な追い切りからも巻き返しを期しているに違いない。

ナムラタイタン
能力が高いのは間違いないが、前走は期待を裏切られた。
それも明らかにレベルの低かった東海S。
だから前走より楽になるということもなさそう。
前からの競馬でバテたから今回は控えるかもしれないが、
佐賀記念は前残り傾向が強い。
前にいる馬も弱くないし、よほどの出来にないときついが、
勝負気配の高さを感じさせる材料がなさそう。
地方競馬を席巻しているサウスヴィグラス産駒もここではあまり活躍が見られない。
バリバリのダート馬だし、バッサリ消そう。

ランフォルセ
正直この馬は厩舎の仕上げ方に信頼がおけないので好きじゃないが、
力があるのは間違いない。
川崎記念でスマートファルコンの2着があるのを忘れてはならない。
相手関係も楽になり前走G1を使ったことと輸送で馬体も絞れる。
この馬の凡走はデブが原因であることが多い。
今回は間違いなく絞れてくるので好走が期待できそう。
多少出遅れても押して2,3番手をキープ出来れば脱落は考えにくい。
決め脚の甘さは戸崎も分かっているはずなので、
浦和記念のようなファインプレーがあれば勝てるかも知れない。
このレースは前にいる馬が断然有利。
ソリタリーキングの福永よりも前にいるだろうし、
おそらく勝ち負けだろう。戸崎の匙加減に期待したい。

フリートストリート
川崎記念で止まったのは距離が長すぎたとしか思えない。
千7のエルムSがベストの条件だったのだろう。
完全なダート血統。いい材料がない。
ある程度の位置を取らないと勝負にならないので
エーシンモアオバーについていくと、今度はエルムSと違い直線でバテるとみた。

デュナメス
九州王の底力はどれほどのものか。
地の利があっても行く馬がエーシンモアオバーでは展開的にも苦戦だろう。
ちょっと狙ってみたい馬だが、まず通用しない。

マイウエイ
九州ナンバー2。九州勢が回避だらけの中での参戦だが距離が長い。
ドンキホーテにしか見えない。

◎ ②エーシンモアオバー
○ ⑧ランフォルセ
▲ ①ソリタリーキング

3連単 ◎→○→▲ 1万円1点勝負!
3連複 ◎ー○ー▲ 1万円1点勝負!



≫結果

◎ ②エーシンモアオバー(2) ⇒5着
○ ⑧ランフォルセ(3) ⇒1着
▲ ①ソリタリーキング(1) ⇒2着

グリーンチャンネルの録画を帰宅後に見た。
アンカツがゲスト解説でランフォルセのパドックがよくない、
ガレていると発言した直後に2番人気から3番人気に落ちた。

どんだけアンカツ影響が大きいかわからんが、
アンカツの意味わからん一言で自分の予想まで変えてしまう人が多くいたのだろう。

さらにランフォルセ本命の印打った辻三蔵が、
「いい加減なこと言わないで下さい!」
とアンカツの発言に真っ向から反論したのは良かった。

結果ランフォルセが勝って辻三蔵はカメラに向かってガッツポーズ。笑
それも買い目が外れてるのに何度もガッツポーズ。
ウケる。笑

コネ永は1番人気だったがやっぱり戸崎には勝てず。
これが乗り役が逆ならソリタリーキングが1着だったろう。
モアオバー岩田の騎乗に不満があったが、
中継があんま面白いので結果どうでも良くなった。

今回は3連単に妙味があり、狂い目次第で大きな馬券にもなっていた。
3連複・3連単1点という縛りの中で戦っているので
出来にあったモアオバーに飛ばれたらそれまでだが、
3→3→6のフォーメーションを組んでおけば馬券は簡単に獲れる。
フリートストリートが勝負にならなかったのは予想通り。
ナムラタイタンはおそらくはこのレースに適性がないのにも関わらず頑張った。
太宰の好騎乗もあったが、馬の頑張りなしに3着はなかったはずだ。
佐賀記念は交流重賞の中でもちょっと特殊だっただけに、
次は交流重賞限定という条件で期待できる。
距離延長にも対応できる感じだった。