【3連1点#7】JBCクラシック◎ハタノヴァンクール11着 | 男の勝負伝説

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【JBCクラシック・解の公式 2013】
・深い金沢の砂を活かせるタイプを選べ!


こちらはホッコータルマエが人気を集めるだろう。
南部杯で負けたエスポワールシチーがいないのも好都合だ。

注目馬

・クリソライト
・サイモンロード
・ソリタリーキング
・ハタノヴァンクール
・ホッコータルマエ
・ワンダーアキュート


この6頭の中での決着だろう。

実績ならホッコータルマエだが、前走は連勝にストップがかかった。
いままでの格でいうとワンダーアキュートが2番手評価でいいだろう。
格でいうと、ホッコータルマエ・ワンダーアキュートが他馬を凌駕している。

あとはJDD馬であるハタノヴァンクール(12年)の復活、
クリソライト(13年)の下克上あたりの可能性も考慮しなければならない。

爆穴で長く脚が使えることがわかっているサイモンロードと
長丁場でのソリタリーキングの食い込みがあるかどうかも焦点だ。



まずサイモンロードだが、地元名古屋なら印を打ったかもしれないが、
アウェイ戦でしかもG1となるとさすがに手が出ない。
G1馬相手に2100mを逃げ切るのは楽ではないはず。

クリソライトはブランクが長すぎるし、初の古馬G1は試金石。
休養明けで1線級となると、現4歳世代が苦戦した層の厚い古馬G1戦線ということで
55キロで走れる有利さを考慮しても今回は通用しないだろう。

4歳馬2頭のワンツーと見る。
ではハタノとタルマエのどちらが1着だろうか?
俺の見立てだが、殆ど差はないと思う。
臨戦過程の差で決まるんじゃないかと思う。

タルマエは前走、エスポワールシチーの逃げ切りを許してしまった。
マイル巧者のエスポワールシチー相手とはいえ、ここでタルマエに底が見えた。
ホッコータルマエはケチをつけるとすると、まず1枠が良くない。
おそらく金沢の砂は内が深いのでスタート直後で脚を取られるだろう。
その分、末が甘くなって2着って読みだ。
武豊で先行するワンダーのほうに意識が向くのも
隙を生みやすい要因じゃないだろうか。

ハタノヴァンクールは前走、白山大賞典で2着。
2着とはいえ、60キロを背負ってのものだからかなり頑張ったほうだろう。
背負った分脚が鈍っただけで、3キロ軽くなる今回は馬が気分的に楽に感じるはず。
金沢の白山大賞典を使ったのはもちろんJBCを見据えてのものだから、
臨戦過程としては最も良い。厩舎の仕上げも万全と思う。
ステップで「強い」惜敗をして本番で巻き返すってのが
いかにもブライアンズタイム産駒にありそうなパターンじゃないか。
そもそもJDDではホッコータルマエよりも格が上だったのだし、
建て直しが成功した現在なら再逆転が可能だと思う。

ソリタリーキングは4歳世代相手にはやや分が悪い。
しかしワンダーアキュートには先着は可能だろう。
前走はワンダーアキュート相手にクビ差の2着だったが、
これはフクナガの乗りヘグリ、いわばチョンボ。
距離延長の分と深い盛岡のダートで勝ちきった分で順当に「3着」とみた。
マークがワンダーのほうに向くのも有利といえる。
これまでハタノヴァンクールには格落ちする感じだったが、
脚質に幅がついてきたし、下手すると2着まであるかも。

ワンダーアキュートはソリタリーキングとの比較で4番手評価。
加齢のぶん、しまいが甘くなるのは仕方ないだろう。

◎ ⑨ハタノヴァンクール(4)
○ ①ホッコータルマエ(1)
▲ ②ソリタリーキング(5)


3連単 ◎→○→▲ 1万両 1点勝負

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≫結果

1着 ○ ①ホッコータルマエ(1)
2着 … ⑫ワンダーアキュート(2)
3着 ▲ ②ソリタリーキング(5)

11着 ◎ ⑨ハタノヴァンクール(4)

○ホッコータルマエが逃げてレコード勝ちの完勝。
◎ハタノヴァンクールは4コーナー前で手応えがなくなった・・・
JBCスプリントと同じ結果じゃん・・・
3頭とも絶好調とはなかなかいかんもんだ。
馬場の影響もあったのかもしれない。(不良馬場発表)

ハタノヴァンクールは屈腱炎を発症して種牡馬入りすることになったらしい。
勝てる力は間違いなくあったはずなので残念。これも競馬。
クリソライトは折り合いが課題。