【高松宮記念・解の公式 2013】
・距離短縮組を狙え!
注目馬
・ロードカナロア
・マジンプロスパー
・サンカルロ
・エピセアローム
・モンストール
・スギノエンデバー
・ダッシャーゴーゴー
・ツルマルレオン
・ドリームバレンチノ
シルクフォーチュンは放馬して3800mを全力で走ってしまったので影響が大きそう。
サンカルロは去年2着と相性の良い舞台、
太め残りを叩いての上積みが見込める反面、今年は軽い馬場なのがマイナス、
単細胞な吉田豊では策を弄する事も叶わず、惜敗が濃厚じゃないか。
自分の競馬に徹する、だけで勝てるほど甘くないだろう。
ステップ
・オーシャンS・シルクロードS・阪急杯
まずは傾向と馬場状態。
去年の高松宮記念はカレンチャンが1着でタイムは1.10.3だった。
対して、今年は先週の中京1200mの500万クラスの勝ち時計が1.09.5だった。
下級条件のタイムがこんなにも速いってことは、芝の状態が極めて良いのだ。
例年の時計のかかる決着がまったくアテにならない。
時計がかかる馬場ならサンデー系やキンカメ、クロフネ産駒あたりの天下だが、
時計の速い馬場なら距離巧者のサクラバクシンオーの台頭が十分考えられる。
そしてG1ならば1分8秒台の決着になることが予想される。(雨が降らなかった場合)
サンカルロは時計のかかる馬場でパワーで押し切る競馬が得意。
だから去年は二着に食い込んだ。ところが今年は事情が違う。
芝の状態が良いから時計決着になりそうでは?
となると、単純に持ちタイムが速い馬、ということになるが。
1000mのタイムならハクサンムーンの0分54秒5。これは速い。(新潟)
ただ、高速平坦な新潟だし、中京は内目の馬場だけ荒れ始めてるらしいから、
逃げるハクサンムーンはバテる可能性が高い。
ましてやアイラブリリという同型がいるのでなおさらだ。
それに前で競馬するカナロアに終始プレッシャーをかけられるわけだから楽でもない。
1200mならばどうか。
1.06.7 ロードカナロア 中山 スプリンターズS 1着 上がり33.4
1.06.9 ドリームバレンチノ 中山 スプリンターズS 3着 上がり33.5
1.06.9 スギノエンデバー 小倉 北九州記念 1着 上がり33.8
1.07.0 サンカルロ 中山 スプリンターズS 6着 上がり33.0
1.07.0 エピセアローム 中山 スプリンターズS 4着 上がり33.7
中京1200mではどうか。
1.08.7 マジンプロスパー CBC賞 1着 上がり34.8 (重)
1.08.7 サンカルロ 高松宮記念2010年 4着 上がり34.1
1.08.9 ダッシャーゴーゴー CBC賞 3着 上がり34.4 (重)
1.09.0 スギノエンデバー 知多特別 3着 上がり33.8
1.09.0 ダッシャーゴーゴー ファルコンS 4着 上がり35.6
1.09.5 スギノエンデバー 尾張S 1着 上がり33.2
枠順で言うと、中京の1200mは外枠、特に7、8枠が有利。
馬場状態は良いが、内が荒れ始めている。
となると、馬場の良い状態がキープされている外からの差し馬ということになる。
これは…
北九州記念を直線一気ゴボウ抜きしたワイルドなスギちゃんの出番っぽくねえか?
スギノエンデバーの持ち時計はどれも速い。
北九州記念はなんと、1.06.9(小倉)。
1200mの1分7秒台ってかなり速いタイムだから、これはメチャメチャ速い。
中京はどうかというと、知多特別が1.09.0上がり最速で3着。
尾張Sが1.09.5上がり最速で1着。
スギノエンデバーは上がり32.7って実績がある。
1200mで上がり32秒台はカナロアとスギノエンデバーの二頭だけ。
カナロアが先行して前がゴチャつきそうだから、
早目に仕掛ければ1分8秒台を上がり最速で、馬場の良い外からゴボウ抜き可能。
カナロアはハクサンムーンとアイラブリリがテンから飛ばしていくわけだから
鈴をつけなければならないのでカナロアとて時計の出る馬場では楽ではない。
カナロアには一見隙がないが、距離短縮はキングカメハメハ産駒にはよくない。
スプリンターズSのときは1番人気カレンチャンがいた分だけまだマークも緩かった。
今回は1番人気で16頭からマークされる立場。
さらに、左回りは1戦3着一回。これが隙。
ということで敢えて対抗としよう。
ダッシャーは一番外枠17番。ごちゃつかないからいいかも。
ダッシャーゴーゴーは例年並みなら4着だろうが、今回はチークピーシーズを着用。
直線で凭れる癖がこれで矯正されれば速い上がりが使えても不思議ではない。
まっすぐ走る分、有利な外枠の分、チャンスが1up。
バクシンオー向きの軽い馬場なら
ダッシャー&エンデバーのダブロン!でもおかしくない。
バクシンオー産駒は馬場があうと、一緒に来る傾向がある。
また、バクシンオー産駒は距離短縮が良い。
つまり臨戦過程としては、スギノエンデバーが良くて、ダッシャーが悪い。
なのでダッシャーは単穴とした。
カナロア×ダッシャーの安田厩舎ワンツー!って話もあるあるだろう。
サクラゴスペルは先行馬。G3はカナロアがいなかっただけ楽が出来てはいたが
今回は斤量が増えて、しかも前がゴチャつくしカナロアがいるだけ楽ができない。
マジンプロスパーもサンカルロも軽い馬場向きではない感じ。
だいたいカナロアが強すぎるから、2~3番手は苦しい競馬になるだろう。
また、ツルマルレオンも外差しがハマれば怖い。
◎ ④スギノエンデバー→
○ ⑪ロードカナロアP
▲ ⑰ダッシャーゴーゴー↑
△ ③⑥⑦⑧⑨⑫
3連単1点勝負ならば◎→○→▲だが、
カナロア対16頭という構図なので、○1頭vs.◎▲2頭の競馬というフォーメーションにする。
3着は△にもチャンスありという味付けで。
3連単 ◎→○→▲ 1点@200円
3連単 ◎▲=○→印 28点@100円
3連単 ◎▲→◎▲→○ 2点@100円
計 3200円
≫結果
1着 ○ ⑪ロードカナロア(1)
2着 △ ⑫ドリームバレンチノ(2)
3着 … ⑬ハクサンムーン(10)
高速馬場でスローの逃げのハクサンムーンがあわやの場面が一瞬あったが
ソツなく抜け出したロードカナロアに捕まった。
さすがは酒井。脚が残っていたところを考えると
馬場の良いところを選んで乗っていたようだ。
無印にしてしまったがこの馬おさえるのはアリだったな。
ドリームバレンチノの巧く馬ごみを捌いて抜け出した。
タイプ的には軽い芝よりも力の要る芝の方が合っているのに、
スピード決着で結果を出したので、もはやカナロアと2強とみてまちがいない。
もっと速くなる展開を想定していたが、
大人しい日本人ジョッキーには一発勝負ってことができないんだろうか。
ハイペースのバテ比べなら面白かったんだがなあ。
3番人気△サンカルロはやはり、というか吉田豊は無策過ぎる、
単細胞過ぎる騎乗で高速馬場には対応できなかった。
スローなら先手を取れば良いのに、型通りの騎乗で届かず。
○ダッシャーゴーゴーにはチーク効果を結構期待してたんだが、
加齢でズブくなってるのはしょうがないんだろうか。
力のいる馬場にならなかったのもこの馬のツキのなさ。
前に壁がないとダメか。
サクラゴスペルくらいは交わせると思っていたんだが。
われらが◎スギちゃんは7着だった。ワイルドな騎乗を期待したんだが…
アガリ最速でも馬群を捌くのに手間取ったぶんか、アガリ最速でも届かず。
思ったより流れなかったし、位置が取れなかった。
でもG1でも瞬発力のあるところを見せてくれたのでまあよしとしよう。
△エピセアロームは枠が悪かったし仕方ないだろう。
牝馬で内枠に入ってしまったのであまり期待してなかった。
△サクラゴスペルは4番人気4着で力通りという感じ。
△マジンプロスパーは7番人気で6着だったが福永ならこんなところだろう。
G1では思い切った騎乗は期待してなかったので。
おそらく人気を気にして乗っていたと思うので、
人気より上ならよし、と思っているのでは?それじゃダメなんだが。
シルクフォーチュンは思ったより走った。
というか、殿かブービーだと思っていたので。
新興勢力の扱いが難しかったが、4歳馬4頭で最高はハクサンムーンの3着だった。
△エピセアローム 5番人気⇒14着
△モンストール 13番人気⇒16着
…アイラブリリ 15番人気⇒11着
去年のカナロアでさえ3着だったのだから、
新生中京の高松宮記念はキャリアがものを言うレースになったわけだ。
【高松宮記念・解の公式 2014】
・キャリア組を狙え! 特に外枠。