【中山牝馬S・解の公式 2013】
・牝馬限定戦好走馬を狙え!牡馬混合戦の結果はマジックで塗りつぶせ!
必ず荒れるレースには理由があるはず。
牝馬は冬は走らないもの。
さらにヴィクトリアマイルまで二ヶ月以上あるので
ここを叩き台として使ってくる馬ばかり。
そして癖が強すぎるわりにはタフなコース。しかもハンデ戦。
このへんが波乱を生むのだろう。
しかし最も大きな要因はステップにあるのでは。
最も近いステップの牝馬限定戦である京都牝馬Sからの直行でも2ヶ月間隔が空く。
だから無理に2月の牡馬混合戦を使ったりした馬は惨敗からの臨戦となるわけだ。
去年11番人気3着のエオリアンハープがそのヒントを提供してくれる。
エオリアンハープがOP馬になってからの実績を見ると
得意なのは冬の牝馬限定戦、牡馬混合戦は全くダメだった。
中山牝馬Sの前は中山金杯7着⇒白富士S6着だった。
掲示板は外しているが、0.7差、0.3差。
しかし、その前は牝馬限定戦のターコイズSで0.1差3着と粘っている。
中山金杯と白富士Sをマジックで塗りつぶしたら連続3着という結果。
つまり、牝馬限定戦なら順当に力通り走ったということになる。
適鞍がなかったから「仕方なく」牡馬混合戦を使っていただけだ。
こういうタイプの馬を探せばいいんじゃないか。
もちろん直前の牡馬混合重賞で馬券になっている馬のほうがいいだろうが、
そんな馬はわざわざ牝馬限定G3にはエントリーしてこない。
注目馬
・オメガハートランド・アラフネ・オールザットジャズ
・クイーンリヴィエラ・スマートシルエット・トシザマキ
・マイネイサベル・メイショウデイム
最も「匂う」のは堀のオメガハートランドだ。
冬場の同条件の重賞・フラワーCを勝っているからだ。
フェアリーSは勝ちに等しい4着だったし、ターコイズSは16番人気での2着。
いかにも中山専用冬馬だ。
しかも前走は中山の牡馬混合戦で0.5差の5着とターコイズS激走後の反動もなく、
今回ウチパクを確保して勝負気配がプンプンする。
しかも57キロ背負う馬がいる中で54キロで走れる。
何度も狙っている馬、キッチリと仕上げてきたらここらで仕留めたい。
なおレディアルバローザは2連覇しているが、
一昨年は阪神開催だったし、今年は2キロ斤量を背負わされる上に
京都牝馬Sはあまりに負けすぎ。(1.3差11着)
アテにはしずらいところ。
最初は作戦通り、牝馬限定戦2からの臨戦過程を重視して
オメガハートランド本命で行こうかと思っていた。
しかし、ハンデ差を検討してみると、もっといいお馬さんがいた。
ハンデが4キロ軽くなる馬は2頭。
フェータルローズ クイーンリヴィエラ
逆に背負わされるフミノイマージンは57キロでは掲示板すらない。
57は相対的に重すぎるハンデだ。ここは消しでいいだろう。
◎ ④クイーンリヴィエラP
500万⇒1000万と連勝中。
410キロ台の牝馬にとって4キロも軽くなるのは羽が生えるどころか、
骨だけで走ってるようなもの。
ド下手の横山和生でも1着⇒追えなくなった武豊1着⇒吉田豊の乗り替りは
プラスだろう。
状態もピークにあるのでおそらく普通に準OP級以上の時計は出せる。
○ ⑨オメガハートランド↑
ここは得意条件。狙いすましたレース。連対は外せない勝負どころ。
▲ ⑯オールザットジャズP
愛知杯3着と同じ斤量。
しかし+1キロの斤量ではいかに出来が良くとも
ここ目標に仕上げた馬たちに脚元をすくわれかねない。
この馬なら目標はもっと先にあるはず。
大外を引いてしまったことだし、無難な結果を出せればよい。
★ ③フェータルローズ→
リヴィエラと同じ理由で★に抜擢。
△ ⑦⑧⑩⑬
3連単 ◎○→◎○→印 12点@100円
3連複 ◎-○-印 6点@100円
3連単 ★→◎○→◎○ 2点@100円
計 2000円
≫結果
1着 … ⑪マイネイサベル(6)
2着 △ ⑧スマートシルエット(2)
3着 ▲ ⑯オールザットジャズ(1)
意外にもそれほど荒れなかった。
結局は重賞実績馬のワンツースリー。
◎クイーンリヴィエラは7番人気で11着。
○オメガハートランドは4番人気で4着…案外すぎるぞ!
正直マイネイザベルとの気合に負けたような印象だった。
今後もメンツ次第ではかたーい決着も想定したほうが良さそう。