1階と2階をつなぐ、

閉塞感のない家。

 

 

リビングを見下ろす、

中二階(スキップフロア)

のある家。

 

 

家づくりで考えること

 

人類が誕生し、

数十万年のスパンで考えると、

つい最近まで、

 

食料や水を得るために、

集団生活が必要で、

役割分担で生きてきた。

 

 

数十万年のスパンで考えると、

人間の体は、「飢えがベース」で、

精神は、「集団ベース」で作られている。

 

しかし、現代の日本は、ありがたい事に、

食料は豊富で、「飽食ベース」。

精神は、「孤立ベース」に変化している。

 

 

このような状況で、

人が生きることが可能な社会は、

人類史上、稀なことかもしれない。

 

しかし、「孤立ベース」に変化しても、

家族や近隣コミュニティーが、

 

豊かさを感じるDNAとして備わり、

従った方が健全だと思う。

 

 

家づくりにおいては、

常に「家族」、「地域」との関わり方を

考えることが必然になる。

 

私たちは、「集団ベース」のDNAがあり、

特に家づくりは、「家族」との関わり方で、

暮らし方が豊かになると思う。

 

お客様のご希望、

家族構成をお聞きし、

その土地の法令を調査し、

 

その状況の中で、

豊かな暮らし方を考え、

プラン、図面作成をしています。

 

 

 

 

 

【小上がり和室は・・・】


小上がりになった和室は、
リビング内にメリハリを生み、
奥行があり、立体的な空間になります。

高低差で、ほこりの侵入を防ぎ、
リビングの奥行き感も演出。

 

 

足腰が弱ってくると、
フラットな和室に布団を敷くと、
起き上かりが困難です。

そのような理由で、
ベッドを置くと、
部屋が狭くなってしまいます。

しかし、小上がり和室なら、
布団は押入れにしまえばOK。
ベッドより広い空間利用ができます。

 

 

小上がり和室の段差ですが、
10cmの段差はつまずき事故が多い。
20cmの段差は昇降しやすい。

30~40cmの段差は、
座る場合に適切で、
段差利用の収納量も確保できます。

段差高で、特徴の違いがあり、
上り下りを優先すると、
20cmの段差が適切です。

 

 

お客様の家づくりの希望を、
直接、建築士に相談できます。
(弊社スタッフは全員建築士)

営業専門スタッフを置かず、
営業経費を削減した低価格な
オーダー住宅を建築します。

 

 

 

 

【中二階のLDKも人気】

 

 「子離れ」しない親の気持ちが、

理解できる年齢になりました。

 

 子供が成長してしまう時間は

本当に早いものです。

 

 

 その短い時間、「子供部屋」が快適で、

勉強せずに、籠る時間が増えると、

家づくりの目的が失われると思います。

 

 最も快適な空間が「LDK」であれば、

子供もLDKに長く居ると思います。

 

 そこで、弊社からのご提案ですが、

 

 LDKの中に、子供専用スペース、

中二階の設置はいかがでしょうか?

 

 

 

「親目線」での考え方であって、

お子様は、違う考えかもしれませんが・・・。

 

 家族のコミュニケーションを活発に、

分断されない空間づくりを試行錯誤、

設計、及び建築しています。

 

 もちろん、ご家庭により様々です。

成長すれば、時間が不規則になり、

休息を邪魔しない方が優先?

 

 様々なお客様の状況より判断し、

弊社建築士スタッフがご提案致します。

 

 

 話は大きく変わりますが、

統合失調症」が若年層に増えており、

その前兆として、①~③で、

 

①こだわり(理想像から離れない。)

 

②プライド(理想我から離れない。)

 

③被害者意識

(不幸である自分を証明する為、

不幸を自ら持続させる。)

 

 何かの影響で自分の可能性が阻まれ、

「自分らしくあること」を許されない、

という状況を自分で自分を説明したら、

 

 その説明を証明する事に熱中し、

自分で自分の不幸を作るようになる。

 

 その経過をたどるようです。

 

 

 安易に言えない、難し問題ですが、

少年期、個室で悩まず、会話があれば、

立て直る思考ができたかもしれません。

 

 思うようにならない事に、

折り合いをつけ、

 

 別の方法を模索したり、

次のチャンスの為に心を整える、

 

 そのような内容の会話がなくても、

「家」が「アジール(※1)」的な

認識が家族にあれば、

 

「アジール」的な「家」で精神が安定し、

自らの内面から生まれる「きずく」、

思考ルートが確立したかもしれません。

 

(※1)

聖域を意味する語。そこに逃げ込んだ者は保護され,世俗的な権力も侵すことができない聖なる地域,避難所をいう。古くはユダヤの祭壇,ギリシアやローマの神殿,日本の神社や寺院の領域が,これに当たる。国家などの支配力が,まだ民衆の生活の末端まで及ばない段階において,宗教的権威によって,民衆の生活を保護する役目を担っていた。(ブリタニカ国際大百科事典)

 

 

 

 

 

 広いLDKに、

アイランドキッチン。

 

 子供の一日の出来事を、

しっかりと聞く。

ゆっくり話し合う。

 

 開放的なキッチンで、

家事の合間でも、

会話が弾む光景が浮かびます。