ShotBar BOURBON  バーボン・ウイスキー専門店 -192ページ目

テンプルトン・ライウイスキー



今年の1月に当店に蒸留関係者が来た

テンプルトン・ライウイスキー  40% を御紹介


このウイスキーは、ライ麦を95%から100%使用して作るRYE WHISKEY

このブランドは、禁酒法時代には存在し、悪名高きアルカポネの独房からも

壜が発見されるほどおいしいブランドでした。

蒸溜は銅製のポットスチル(単式蒸溜器)で2回行い、

樽はヘビーチャーしたアメリカンオークバレルの新樽で、4年間の熟成

口当たりもよく今風のライウイスキー


この時は、日本に入ってくると7?8000円と言われていたので、

6000円以下で購入できるなら面白いライウイスキー 

  TEMPLETON RYE 80proof


人気ブログランキングへ


Barなら購入してるところあると思うので、飲んだら感想教えてください see you*


赤いとんがり帽子

今週からMaker's Mark ボトルフェアをします

それにちなんで今回は赤い蝋のメーカーズマークミッキーサンタ帽子を紹介します


サミュエル家は1700年後半からウイスキーを蒸留する一族

4代目Bill Samuels Sr.,  は1952年2月25日 ライ麦を使わないで冬小麦を使うレシピを考案

1953年、この年にケンタッキーのロレットにある小さな蒸留所で蒸留開始

1958年、Maker's Mark は販売されました。(今年で祝50年)

この名前と赤い封蝋を考え出したの4代目の妻 マージー による提案

☆SⅣ ☆はスターヒルファーム Sはサミュエル家 Ⅳは4代目 を表します

このマークの円が一部はなれているのは、サミュエル家が蒸留稼業から一度離れていることを表す




メーカーズマークの特徴としては

今ではどこの蒸留所でも使っていないローラーミルで原料を挽く

(ハンマーミルでは原料に焦げたような香りがつくと)

メーカーズマークは6年熟成で商品となりますが、最初の2年はウエアハウスの上段、

そのあとの2年が中段、最後の2年を下段で熟成させます

 (今現在バレルローテーションをしているのはここだけ)



メーカーズのラベルにはWhiskey ではなく、Whisky ですね


メーカーズマークの初留は120プルーフ (60%) 再留は130プルーフ (65%)




ラベルから見るMaker's Mark

最初に輸入されていたころは Whisky

90年半ばには、         Bourbon

今現在は             Bourbon Whisky



今もヤフーオークションにでている1970年代のメーカーズマーク

のんでみたいなぁ・・・・
35000円也 1ショットいくらだ・・・



ShotBar BOURBON ではボトルフェアをしています



RED、特級RED、BLACK,GOLD,V.I.P 全部ボトルキープできます

メーカーズをボトルキープするとオリジナルボトルタグを差し上げます

ポスターを欲しい人は言ってください2種類あります






ボトルキープした次回から毎回自分で赤い蝋をつけれます

自分だけのメーカーズをボトルキープしませんか?




今宵もバーボンとともに・・・ see you*


黒い巨人 Jack

今現在、世界で1番売れているウイスキー

それがアメリカのテネシー州ムーア群リンチバーグで造られている

JACK DANIEL'Sお金

(この町は今でもドライカウンティ禁酒の町

昔は蒸留所でもお酒は買えませんでしたプンプン 今は蒸留所でも買えますニコニコ




お客様からのリクエストにより今回はジャックダニエルズの巻


Jack Daniel's という人物は1850年に生まれ


13歳の時に世話になっていたダン・コールより蒸留所を譲り受ける


16歳の時に政府に登録した全米初の蒸留所となります

(行ったことがる人はわかると思いますが、Jack Daniel Distillery No.1 とあります)

この場所に蒸留所を建てたのは、Cave Spring の泉があったからだと言われています

(この水を守るために山ごと買い取り、立ち入り禁止にしてこの泉を守っています)


61歳 頑固者のジャックは、金庫の番号を忘れて金庫を蹴った時の古傷により他界


その後、Lem Motlow(レム・モトロウ)が蒸留所を引き継ぐが、禁酒の流れによりブラウンフォーマンに売却


今現在もブラウンフォーマン社(アーリータイムス・オールドフォレスター・ウッドフォードリザーブ)の一員




よくお客様から聞かれるのが、ジャックはバーボン?テネシーウイスキーとは?


ジャックはバーボンではありません(ラベルにバーボンて書いてないよね)

テネシーウイスキーは、チャコール・メローイング製法(Lincoln County Process)をしたウイスキー


じゃあチャコール・メローイング製法(Lincoln County Process)とは?


バーボンの場合ですと蒸留したホワイトドックを、加水してそのまま樽に入れて熟成します

しかしテネシーウイスキーの場合には、樽に詰める前にチャコール・メローイングをします

ここがバーボンとテネシーウイスキーの違いです


砂糖カエデの木を乾燥させ、十分乾燥したところでジャックダニエルをふりかけ燃やして炭にします

この炭になったものを、3mのタンクにぎっしりとつめます

その上から原酒を1滴1滴落とすと、10日ぐらいすると濾過をされて出てきます

この原酒(140プルーフ)を加水して、125プルーフまで度数を下げてから樽詰めしてから熟成します


以前蒸留所に行った時に、蒸留したままの原酒とチャコール・メローイングした原酒を比べました

まず濁りがなくなっています、味もクリーンになっています

例えるなら、前者が安い芋焼酎、後者が魔王や森伊蔵みたいに飲みやすくなっていましたビックリ


Jack Daniel's 


90年前後まで 90プルーフ (45%)

00年前後まで 86プルーフ (43%)

今現在      80プルーフ (40%)


市販されているジャックダニエルは、



Jack daniel's 80proof



Jack daniel's Single Barrel 94proof



Gentleman Jack 80proof


これ以外にも日本にはたくさん輸入されています

























まだまだたくさんありますが、今回はこのくらいで・・・

これでもわからないようならまたコメントくださいsee you*